真由美が”箱根浮気旅行”へ?「うおおおお、やめろおおお!」嫉妬が止まらない堤司は...:部長と社畜の恋はもどかしい

公開: 更新: テレ東プラス

【3行まとめ】
・ドラマParavi 「部長と社畜の恋はもどかしい」第8話をプレイバック!
・拝島の真由美に対する想いを知り、宣戦布告された堤司。そんな中、真由美と拝島は2人きりで箱根へ出張、旅館で一泊することに
・堤司は動揺を隠せずにいたが、真由美と拝島の間には、気になる過去があるようで...

3月2日(水)深夜0時30分からは、ドラマParavi 「部長と社畜の恋はもどかしい」第9話を放送!

「残業女子×定時男子」仕事のやり方も考え方も全く違う2人が繰り広げる"ムズキュンが過ぎる"オフィスラブコメディー!!

「テレ東プラス」では、第8話の内容をプレイバックする!

会社の営業部に勤める"まるちゃん"こと丸山真由美(中村ゆりか)は、頼られることと仕事に生きがいを感じる残業三昧のOL。毎日きっちり定時で上がる"定時部長"こと堤司治(竹財輝之助)と恋人になり、"お試し同棲"が始まった。その矢先、真由美の同期で営業部のエース・拝島高志(佐野岳)が長期出張から帰ってきた。
「ハイジ」「ペーターまるこ」と呼び合うほど真由美と仲がいい拝島は、堤司と真由美のお弁当に同じセロリが入っていたことから2人の関係を察知し、堤司に宣戦布告する。

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「あいつの一番の理解者は、いつも定時で上がるあなたではない。ともに社畜として戦ってきた俺なんで」

「...なんの話をしているんだ」

「まるこには歳の離れた弟が3人もいて、小さい時からお母さん代わりをしてきた。学生時代のバイトは牛丼屋とか、初めて買ったCDとか、そういうの何も知らないでしょう」

「......」

「まるこがセロリを嫌いなことも」

「...ご忠告ありがとう。今後の参考にします」

「余裕かましたつもりでしょうけど、足が震えてますよ。とにかく、まるこに相応しいのは...」

「ただいま戻りましたー」

そこに昼休憩から草野優一(永田崇人)が戻ってきた。何事もなかったかのように去って行く拝島。

夜になり、堤司の家に帰ってきた真由美。「これ、ごちそうさまでした」と弁当箱を差し出すと、着替えるために寝室へと向かう。
真由美がセロリ嫌いだと知らなかった堤司は、今日の手作り弁当にセロリの肉巻きを入れてしまった。おそるおそる弁当箱を開けてみると、空になっていることに安堵する。
しかし、すぐ違和感に気づく。弁当箱が洗われていたのだ。

(まさかセロリを食べずに捨てたのでは? それとも...)

堤司の脳内にランチタイムの真由美と拝島の姿が浮かぶ。「私、セロリ嫌いなんだよな」という真由美に「じゃあ、俺が食べてやるよ」と拝島。「あーん」と食べさせてあげる真由美...。

「うおおおお、やめろおおお!」

そこまで妄想すると、耐えきれず声を上げる。その声に驚いた真由美がリビングに戻ってきて、我に返る堤司。

夕食は可愛く盛り付けられた手作りハンバーグ。美味しそうに頬張りながら、「このハンバーグチーズ入ってる! 美味しい、可愛い。お子様ランチみたい」と感想を伝える真由美。

「...ランチ。その、今日のランチどうだった? 嫌いなものとか入ってなかったか? 苦手な物があるなら先に聞いておきたいんだが」

「えーっと...」

今日の弁当を思い返す真由美。苦手なセロリも肉と一緒だと美味しくて、克服できたことに驚いた。堤司と過ごすと新しい発見がたくさんある。

「大丈夫です。私なんでも食べられますから」

「本当か? 何か遠慮していることはないか 」

「遠慮...そうですね...」

(やっぱり、真由美は俺に遠慮してウソを? そして拝島に『あーん』を...!?)

言いにくそうにする真由美に、ドギマギする堤司。

「実はメントール系のシャンプーはスースーして寒いんです。でも、部長はこれが好きなんだろうなって」

「そんなことか...。ごめんな真由美、気づいてやれなくて」

ホッと胸を撫で下ろし、2人で使えるシャンプーを探すことに。ソファに並んで座り、ネットで通販サイトを眺める。

(見たか? 拝島。お前は真由美と同じシャンプーを使うことなんて、未来永劫ないだろうな!)

脳内でマウントを取り、不敵な笑みを浮かべる堤司。いちゃいちゃタイムに入ろうとするが、真由美のスマホがピコンと鳴る。営業部のグループチャットだった。
真由美は今月の残業カウンターがいっぱいになってしまったため定時で上がったが、他の面々は残業しているらしく、通知が鳴り止まない。忙しなく返信する真由美に、イライラが募る堤司。

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「...スマホを置いたらどうだ」

「え?」

「それじゃ残業してるのと変わらないだろ」

「でも、みんなまだ働いてるし...。えっ、明日8時出発? 明日、ハイジと2人で箱根に行くことになりました」

「拝島と箱根に!?」

「箱根のホテルにサンプルを届けに」

「...仕事か」

「仕事以外に何があるんですか?」

「それはそうだが、なんで真由美が行かなきゃいけないんだ」

「先方の旅館の社長さんが私に会いたいって。今までもすごくお世話になってる社長さんで...。この際、車で近くの取引先も回ろうって」

「拝島と車...密室で2人きり」

「2人がベストなんですよ。ある程度なら、決済待たずに動けますし」

「...分かった」

そう言いつつ、堤司は不愉快そうに立ち上がるのだった。

寝室で横になる2人。お試し同棲を初めてまもなく1週間。「エッチは週に1回まで」と宣言した堤司だったが、今日はそんな雰囲気になりそうもない。

(そもそも一緒に暮らし始めたのは、社畜の真由美を応援するためなのに...40男がみっともなく嫉妬して)

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すると、隣から寝息が聞こえてくる。寝つきの良さに微笑む堤司だが、「ハイジってばもう...」とムニャムニャする真由美に嫉妬が止まらず、結局あまり眠れなかった。

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