売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時放送)。2月10日(木)の放送では、SNSでも大人気、銀座一流クラブのママ"菜々江ママ"が、業界の裏側から衝撃の詐欺被害までを大暴露!
クラブとキャバクラの違いは?
SNSでも大人気の"菜々江ママ"こと唐沢菜々江さんは、銀座の一等地に「クラブNanae」を構え、在籍キャスト80人以上を束ねる凄腕のオーナーママ。またYouTubeに「銀座ななえチャンネル」を開設し、一般人ではなかなか知ることのできない夜の銀座の世界を紹介し、登録者数は14万人以上という人気チャンネルとなっている。番組MCの河本準一は、YouTubeのコラボ企画として、はんにゃ・金田哲とお店にお邪魔したことがあるという。
まず、クラブとキャバクラの違いとは? 気軽に行けるキャバクラやスナックなどは一般的に飲み放題で1時間数千円ほどだが、銀座のクラブとなるとその料金は桁違い! MCの名倉潤も20~30代の頃に行ったことがあるそうだが、席につくだけで15万円、ボトルを入れるなどのお酒代は別料金で、さらに自分に付いた女性へのお金が発生していたという。
銀座のクラブは、他の夜のお店とはシステムも大きく異なる。例えばキャバクラの場合はフリーで入店するとその時間に空いている女性が付いて、指名したい場合は指名料を払ってその女性が付く。一方、銀座のクラブには「永久指名制度」というものがあり、最初に付いた「係り」(大阪では「口座」)と呼ばれるホステスが必ず担当して、その後変えることができない。
また、キャバクラは指名の本数や個人の売り上げで順位を競う「個人戦」だが、銀座のクラブは担当の「係り」が仕切り役となりヘルプホステスと接客してお客を盛り上げる「団体戦」。その売り上げはすべて「係り」のものとなり、例え別のホステスが同伴やアフターに行ったとしても、そのホステスの売り上げにはならない。そのため、銀座のホステスは自分が「係り」となれるお客様作りが大事だという。
一流の客が集う銀座のクラブだが、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響もあり、一時は長期休業を余儀なくされた。菜々江ママも存続に苦労したそうで、収入0円の中、家賃など固定費などで毎月2000万円以上飛んでいたとか。ちなみに、感染拡大前のお店の売り上げは月に1億5000万円〜2億円。感染が小康状態になった昨年11月、久しぶりに1億円を超え始めたという。
銀座のママを狙う「未上場詐欺」
現在、コロナの新たな感染拡大で不安な日々が続いている中、超一流ママとして活躍し続けている菜々江ママ。そんな彼女も騙された銀座のママを狙う恐ろしい詐欺があるという。
それが「未上場詐欺」。まず男は何度もお店に通いママとの信頼関係を築き、とても上場するとは思えない二束三文の株を「もう少しで上場するから買って」とお願いし、お金を振り込ませる。その後、会社は倒産してしまい、まったく連絡が取れなくなってしまうのだという。
菜々江ママは、雇われママ時代に客から「あそこのママはうちの株を5000万円買っていて、あそこは3000万円買っているのに菜々江ママは1000万円も出さないんだね。ケチなんだね」と挑発された。カチンときた菜々江ママは「2000万円くらいお付き合いします」と出してしまった。さらに、2ヵ月後にもお金を出して合計3000万円取られてしまったのだという。
菜々江ママは「あのママが買っているなら上がるのかな」と思ったのと、その客が他の一流店にも足を運んでいたことからすっかり信用してしまったのだという。しかし、蓋を開けてみると他のママは1000万円しか出していなかった。その男はまだ捕まっておらず、お金も返ってきていないそう。
さらに、菜々江ママのお店と自宅に潜入! 銀座の超一流クラブの豪華すぎる店内、菜々江ママの暮らしとは!? その他、 TikTokやYouTubeで鬼バズり中の弁護士が、身近に潜む男女トラブルをズバッと解決!