堤司の脳裏に昨夜の情事がフラッシュバック!「実は私、体力には自信があって...」と身体を許した真由美がなぜ...?:部長と社畜の恋はもどかしい

公開: 更新: テレ東プラス

上司から書類を届けるおつかいを頼まれ、社外へ出た真由美。用事を済ませ、会社に報告の電話を入れると、「お疲れさん。今日はもう直帰でいいぞ」と切られてしまう。急に自由の身となり、戸惑う真由美。

(やっぱり会社に戻って仕事しよう。会社に帰ればいくらでも仕事あるし。いや…待てよ。今から戻っても、すぐ定時の18時になっちゃう)

最近、定時に厳しい人事部の諫山基(丸山智己)が目を光らせているので、残業は出来ない。仕方ない、直帰するか…いや…。

「そうだ。街に出て、みんなみたいにキラキラした趣味を見つけてみよう!」

そう決意し、駅とは別の方向へ向かった真由美が足を止めたのは、映画館の前だ。しかし、現在上映中の作品はどれもパート2ばかり。

「パート1観てないからなぁ。あれ? 最後に映画観たのっていつだっけ。えーっと…令和じゃない、平成だ…」

その事実に呆然としながら歩いていると、オシャレな料理教室の前を通りかかる。覗いてみるが、かなりレベルが高くて自分にはついていけそうもない。
続いて足を止めたのは、フラメンコ教室。情熱的に踊る生徒たちに目を丸くするが、自分にはとても無理そうだ。

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その後も、ギター教室、フラワーアレンジメント教室、太極拳教室など、あらゆる看板に目を止めるが、どれも尻込みしてしまう。しかし、パソコン教室の看板を見つけると、パァっと顔が明るくなる真由美。

(ひと通りスキルは身についたけど、専門的に勉強すれば、もっともっとスピーディーに的確に仕事をこなせるようになる!)

目を輝かせて飛び込もうとするが、ハタと気づく。これでは結局、趣味ではなく仕事だ…。そうこうしているうち、時刻は定時の18時に。ベンチにポツンと腰かけながら、道ゆく人をボーッと眺める真由美。みんな仕事が終わり、なんだか楽しそう。

(みんな今からどこかに行くんだろう…元気だな。仕事以外の用事があるのって、なんかすごいな)

もう家に帰ろうか…でも、帰っても結局ひとりだ。今まではそれが当たり前で、なんとも思わなかった。だけど今は、ひとりが無性に寂しい。

「ねえねえ、ひとりでしょ? 一緒にどっか行こうよ」

いつの間にかチャラチャラした男が隣に座っていて、話しかけてきた。驚いた真由美は、咄嗟に「待ち合わせしてる!」と嘘をつくが、男は「嘘だあ〜! さっきからずっとここにいたじゃん。寂しいって顔に書いてあるし」とニヤつく。

「君、面白いね。ねえ、俺と付き合ってよ」

「…付き合って?」

「うん」

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付き合って…そう言われたい相手は、このナンパ男ではなく堤司だ。でも、自分たちは身体だけの大人の関係で…。そんなことを考え、思わず涙ぐんでしまう真由美。するとナンパ男が、「ひとりがそんなに寂しかったんだ。良かったね、俺に出会えて」と無理やり真由美の手を掴む。

「やめてください!」

「いいじゃん、行こうよ」

道行く人々に助けを求めるが、誰も足を止めてくれない。自分は本当にひとり…。

「どうせひとりの癖に、拒否るなって!」

真由美を引っ張り、どこかに連れて行こうとするナンパ男。するとそこに堤司が現れ……。

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2月2日(水)深夜0時40分からは、ドラマParavi 「部長と社畜の恋はもどかしい」第5話を放送!

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真由美(中村ゆりか)を連れて堤司(竹財輝之助)が向かったのは、ホテル街!?…ではなく雑貨屋だった。そして、真由美にコーヒーカップを選ばせる堤司。やっとお付き合いが始まったと思っていた真由美だったが、堤司の「付き合って」という言葉は、買い物に付き合ってほしいという意味だったと知る。
そんな中、都合のいい関係から脱出すべく、とある行動に出た真由美は、ひょんなことから堤司が缶コーヒーを買いだめしていることに気づいてしまい…!?

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