往復約9時間、6回の乗り換えを経て127kmの大移動!驚異の遠距離通学を続ける理由

公開: 更新: テレ東プラス

1月28日(金)夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」を放送。「テレ東プラス」では、1月2日に放送された番組の中から、「驚きの遠距離通学 なぜそんな遠くから通っているんですか?」の内容をプレイバックします。

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調査するのは、元自衛官の芸人・やす子。遠距離通学者がいると聞き、千葉県富里市内にやって来ました。こちらの山田さんが驚きの場所から通っているということで、さっそく帰宅に同行開始!

待ち合わせ場所の近くからスクールバスに乗って帰るそうですが、辺りは真っ暗。

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スクールバスは地元のバス会社に依頼し、学校の最寄駅まで朝と夜3便運行。山田さんはいつもこのくらいの時間に帰宅するそうで、真っ暗な道をひたすら走ること40分、京成成田駅に到着しました。京成本線の快速特急に乗り、上野方面へ。京成津田沼駅で、京成本線の各駅停車に乗り換えます。「各駅ってことは、もう家の近く?」と期待するやす子ですが、どんどん上野方面へ進み続ける山田さん。スクールバスを含め、1時間50分が経過しています。

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各駅停車しか停まらない京成西船駅で下車しますが、この駅は乗り換えられる路線はないため、外へ。歩くこと10分、JRや東西線などが通る西船橋駅に到着。なんと乗り換えのために歩いたということで、驚くやす子に「なるべく安く帰りたくて見つけた一番安いルートです」と山田さん。

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本日3回目の乗り換えとなる東西線で、中野方面へ。浦安駅を通り過ぎ、江戸川を超え東京へ突入。家で朝ごはんを食べても移動中にお腹が空いてしまうため、途中でお手製おにぎりを食べています。平日は毎日遠距離通学をし、土日はアルバイトしているそう。
東西線に揺られること30分、大手町駅で下車します。千代田線の代々木上原行きに乗り換え、終点の代々木上原駅で下車。快速急行の小田原行きに乗り、ついに神奈川県に突入します。

帰宅開始から3時間40分が経過し、海老名駅で下車。やっと最寄駅かと思いきや、なんと6回目の乗り換え。相模線で茅ヶ崎方面へ向かい、門沢橋駅でようやく下車。ここが山田さんの最寄駅です。
気になる定期代ですが、経由する鉄道会社が多いため3枚に分かれてしまい、全て合わせると半年で約10万6000円! 全てご両親が負担してくれています。
駅から15分ほど自転車で移動し、ようやく帰宅。夕方5時50分にスクールバスで出発し、6回の乗り換えを経て127kmの大移動! 歩きや自転車も含めると往復約9時間という、驚異の遠距離通学です。

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家族4人暮らしの山田さん。帰りが遅いため、晩ご飯は1人で食べます。学校付近での一人暮らしも考えましたが、兄も家から大学に通っているため、「自分だけ親に負担をかけるわけにはいかない」と遠距離通学を選んだそう。往復9時間かけてまで通う学校とは? 翌朝、通学に密着します。