"Mr.都市伝説" 関暁夫がMCを務めるストーリーテリングバラエティ「Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話」(毎週金曜深夜0時放送/BSテレ東)。1月1日(土)放送の「豪華声優集合新春SP」には、森田成一、羽多野渉、植田佳奈、細谷佳正、岡本信彦ら人気声優が総勢9人登場。大人数で掛け合う朗読劇を披露するなど、たっぷり2時間お届けした。
ここでは、声優界屈指の都市伝説好きである森田成一、羽多野渉、細谷佳正、寺島惇太が、関を交えて語り合った「都市伝説座談会」をプレイバック。関からは「やりすぎ都市伝説」でもまだ出していないという話が飛び出した。
月にまつわる都市伝説
最初のテーマは「月って本当にただの星だと思いますか?」。まずはテーマ発案者の羽多野が、地球にとって身近な存在でありながら、未だ解明されていない事象が多い「月」について考えを述べる。
かつては「地球ができる際に地球からこぼれた隕石のかけらが集まって月になった」というのが定説だったが、その後の研究により、他にそのような天体はないことがわかる。では、月とは一体何なのか? 近年、NASAの実験により月の地下には巨大な空洞が発見された。このことから、羽多野は「何かの理由で月にあった水分などが地球に移った」という説を信じているという。
森田は、「月(地球の衛星)は2つあった」という話を展開。もうひとつの月はデコボコで自転をしていたため、地球に水害などの大災害を起こしていた。その月が自然崩壊した後、地球の潮の満ち引きをコントロールして自然災害を無くすために、「今の月は宇宙人が置いた」という説を披露した。
すると細谷が「月はニビルの民が置いた」と参戦。そもそも人間を作ったのはニビル星人で、地球は今より小さかった。ところが、アトランティスとムーの文明(約1万2000年以上前に存在したといわれる高度な超古代文明)の時代、核実験の誤発射により地球がポップコーンのように膨らんで大きくなり、大陸はバラバラに、そして地球自体がグルグルと回り始めてしまう。これが旧約聖書のノアの大洪水で、「この大洪水を止めて、重力を元に戻すために月を持ってきた」という説を披露した。
寺島も、引力の調整説を展開。月には他の天体とは違い表面にいくつもの磁場があることから、外側から磁場を発生させる何かを打ち込み「意図的に地球と釣り合う引力に調整したのでは」という説があるという。もともと地球は1日約8時間の高速回転をしていたが、月を調整して人類が繁栄できる24時間の自転周期に変えたというのだ。
声優陣から「宇宙人」というワードが出てきたことで、関はあることを話し始める。かつて「やりすぎ都市伝説」で、1971年アポロ14号の宇宙飛行士として月面に降り立ったエドガー・ミッチェルと対談。その時、関が「何か見たものはあるんですか?」と尋ねると、エドガーは一言「ある」とだけ答えてくれたという。
また、元NASAの機密データ管理部長ケン・ジョンストンは、アポロ17号の段階で月面のクレーターにアンテナが建っていたデータがあると明かしている。月に行った時にはすでに宇宙人の基地があったが、当時世間は宇宙人の存在を受け入れられる段階ではなく、公にされなかったのだ。
人間は便利さを追求した結果、第六感以上の感覚が失われて退化し、宇宙人の存在を理解できなくなった。ただ、時代が進み価値観が変わってきた今、知的好奇心の感度を高めることで周波数が重なり始め、「今までキャッチできなかったことをキャッチできるようになる」と関は語った。
未確認飛行物体を目撃!?
不思議な物体を見たことがあるという森田。板状の三角形の物体が音もなく低空飛行し、スッと消えていったという。話を聞いた関は、"アメリカ製UFO"と呼ばれる最新軍事機と間違われることもあるが、森田が目撃したものは「地球外生命体が作り出した未確認飛行物体」の可能性が高いという。
関によると、宇宙人は宇宙とコンタクトを取れる第七感の能力者を見つけ出し、周波数が重なるタイミングを待ってメッセージを伝えようとしているのだそう。未確認飛行物体と遭遇した森田にも、今後、メッセージが送られてくるかも!?
そして関は「地球表面上から人間はいなくなります」と断言する。これからの時代、宇宙ステーションやコロニー間で性行為によらない子供たちが生まれてくるだろう。"地球人""人類"ではなく全ての生命は"意識体"という世界になるというのだ。
これからの世界では、例えば"ブラックホール"の存在を見たければ「ブラックホールの周波数に自分を合わせてそこに行けばいい」と関。昔の価値観から変化し、「みんなが読み取れて、みんながもっと身近に宇宙っていうものをコントロールし始めて、という時代がね、もう来るよ」と、遠くない未来について語った。
この他、岡本信彦、佐藤聡美、大橋彩香、梶原岳人による人の評価基準にまつわる怪感話「選ばれし者」、羽多野、森田、寺島による刑務所の人間関係にまつわる怪感話「塀の外は」、森田、植田佳奈、寺島による芸能界の浮き沈みにまつわる怪感話「消えた芸能人」の3本の朗読劇を披露した。
次回1月7日(金)の放送は、伊藤健太郎と森田成一がリモートワークにまつわる怪感話を。トークでは、関もウザがるイチャつきっぷり!?