野尻湖で頭部がない死後2~3年が経過した白骨遺体が発見され...:内田康夫サスペンス 新・信濃のコロンボ2

テレ東プラス

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8月23日 (月)夜8時からは月曜プレミア8内田康夫サスペンス「新・信濃のコロンボ2 北国街道殺人事件」を放送!

内田康夫原作"信濃のコロンボ"新シリーズ第2弾!「困ったな」が口癖の長野県警の警部と、警視庁のキレ者が難事件に挑む!

長野県警捜査一課の警部・竹村岩男(伊藤淳史)が、休日に妻・竹村陽子(美村里江)と新潟で"良寛めぐり"をしていると、事件の一報が。野尻湖で化石発掘調査をしている一区画から、頭部のない白骨遺体が発見されたという。遺体は20~60代男性で死後2~3年が経過。水位が下がる春先に湖の底に埋められたと見られ、殺しは間違いない。だが捜査は難航し2カ月たっても身元不明のままだった。そんな折、県警本部の刑事部長・大森修治(中村梅雀)は、竹村らを呼び出し、2年に1度発掘調査が行なわれる野尻湖に埋めた矛盾を指摘する。いずれ見つかる湖になぜ埋めたのか?しかもなぜ身元がわからないような細工を――?

「遺体には生きた痕跡が必ず残っている」という大森の助言を胸に、竹村は鑑識の出崎孝治(長谷川朝晴)に白骨の状況を再確認する。肋骨の先端が5cm欠けていたが現場に骨は落ちていない――そんな話をするうちに手術跡の可能性に気づく2人。数日後、長野峰南病院で白骨の状態に酷似したレントゲンが見つかる。事務局長の篠原清司(小沢和義)曰く、2年前の人間ドックの時のものだというその人物は、良寛の人物研究における第一人者で大学教授の畑野高秀(佐戸井けん太)。2年前に捜索願が出ていて、DNAも一致し、畑野の妻・恭子(栗山千明)が東京から来署する。畑野とは25歳差あり、美しくもどこか愁いを帯びている恭子は、無言の対面も落ち着いているように見えたが、結婚指輪がないことを知った途端なぜか涙を流すのだった――。

新潟にある畑野の実家を訪ねた竹村は、弟の義秀(吉満寛人)から近況を聞くが、しばらく会っていないと一蹴。畑野家は医者の家系だが医学部に合格できず、厳格な父とも折り合いが悪かった畑野は、家を飛び出し実家に寄り付かなくなったという。しかも多額の借金を抱えていたらしい。

その帰りに立ち寄った蕎麦屋で、竹村は"良寛めぐり"中に出会った、良寛好きの田尻風見子(矢作穂香)、プロのバスケチーム入団が決まった恋人の野村良樹(平野宏周)と再会。偶然にも畑野は風見子が通う大学の教授で、実際に講義も受けていた。とその時、何者かが野村のバッグを奪い逃走。追いかけた拍子に野村は大ケガを負ってしまう。風見子曰く出雲崎から尾行されている気がしていたというが、犯人の目的は一体...?

畑野は借金を抱えながら1億5千万円という高額の生命保険に加入していた。受取人は恭子だ。さらに竹村が東京で聞き込みをすると、かつて畑野夫妻が住んでいた家周辺で取立屋が騒ぐほど借金があるにも関わらず、失踪後1年近く家を手放さず恭子がローンを払い続けていたとの証言も。しかし恭子は、畑野の見栄っ張りな性格が災いして借金を抱えたが、夫が大切にしていたものを守りたい一心で家を手放さなかったと説明。保険料を払い続けているのも同じ理由だと言い切る。

腑に落ちない竹村だったが、そんな折、恭子が所属していた家政婦紹介所で新たな情報を掴む。川端和子...のちに再婚して谷永和子(伊藤かずえ)となった女性の家政婦に恭子が自ら志願したというのだ。2人の関係を探るべく和子のマンションへ向かうと、警視庁の警部・岡部和雄(三浦貴大)と鉢合わせる。岡部は2つの容疑で和子をマークしていた。1件は和子と婚約中の男性が練炭自殺を図った6年前の事件。支度金として300万円を和子に渡していた。もう1件はその翌年、元夫が登山中に滑落死した事件。元夫には6千万の生命保険が掛けられていた。いずれも証拠不十分で逮捕には至らなかったが、昨日、またも再婚相手が出雲崎で水死体となって発見されたという。今回も多額の保険金が掛けられていることから、和子が仕組んだ殺人で、再婚前に養子縁組した愛人・川端篤(永岡佑)が実行犯だと睨んでいた。数々の不審死に関わる和子、そんな和子の家政婦に志願した恭子――2人の"令和の毒婦"が絡む、偶然とは思えない北国街道と東京の事件解明に向けて、竹村と岡部は共同戦線を張ることに。

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しかし竹村と捜査してきた寺沢美由紀(矢島舞美)は、思い込みだけで捜査する竹村の姿に違和感を覚えていた。同じく大森も「前のめりにならないように」と苦言を呈するが、竹村は聞く耳を持たない。果たして竹村は無事真実にたどり着くことはできるのか?