“幼稚園男子”な愛犬を溺愛!?クズ夫を愛し続ける難役に挑む中村ゆりの意外な一面:ただ離婚してないだけ

公開: 更新: テレ東プラス

"幼稚園男子"な愛犬を溺愛

――ハードな撮影が続く中での癒しを教えていただけますか?

「私は犬変態(親バカ・大の犬好き)なので(笑)、家に帰って愛犬が居てくれるだけで気持ちを切り替えられます。溺愛しています」

tadarikon_20210712_05.jpg中村ゆりさんInstagramより(@yurinakamurawoori

――中村さんのInstagramを拝見して、そうではないかと思っていました(笑)。愛犬・天ちゃんの写真、とてもかわいいですね。ポメラニアンですか?

「しょっちゅう『何犬ですか?』と聞かれます(笑)。色も珍しいですし、ポメにしては大きめなので。よく柴犬の赤ちゃんと間違われます」

tadarikon_20210712_06.jpg中村ゆりさんInstagramより(@yurinakamurawoori

――中村さんを癒してくれる天ちゃん、どんなワンちゃんですか?

「私にとって歴代5匹目の犬ですが、一番性格が悪い(笑)。暴君なんです。私も甘やかしちゃってるからダメなんですけど......。自分の欲望を全部かなえたくて自己主張も強いですし、甘噛みだけどガンガン噛んでくるし(笑)。でも、病院に連れて行くと、耳で体温を計られただけで『キューン』と鳴いたりするような弱虫な一面もあって。"幼稚園男子"って感じです」

tadarikon_20210712_07.jpg中村ゆりさんInstagramより(@yurinakamurawoori

――Instagramでは、天ちゃんになりきってコメントされたり、天ちゃんと遊んでいらっしゃる姿に中村さんの意外な一面が垣間見えて、親しみを感じてしまいます。

「天ちゃんを相手にしている自分を見ると、しゃべり方気持ち悪いなぁと思います(笑)。友達にも『あのキモいしゃべり方してるの、よく世の中に向けてアップするよね』とか言われますけど、あれでも私かなり抑えているんです。本当はもっともっと気持ち悪いですから(笑)」

――犬と暮らしていて気付くこと、学ぶことはありますか?

「みんな性格が違ってそれぞれの個性があって、動物も傷ついたり悲しんだり喜んだりすることが、一緒に暮らすとわかります。もしかしたら人間が動物の自由を奪っているのかもしれないと思うと、動物を飼うことに対しての責任感や尊さを心から感じます。もっとしつけをしなさいって怒られちゃうかもしれないけれど、せっかくうちに来てくれたなら、どこの子よりも幸せにしてあげたいという気持ちで一緒に生活しています」

――来年、40歳という節目を迎えられますが、40代に向けての抱負はありますか?

「40代になるのは楽しみです。年齢を重ねて経験値や知識が増えることは、自分の足りないものがどんどん埋まっていくような気がします。若い頃はわからないことの方が多かったから、沢山もがきました。周りの先輩方を見ても、自立していてカッコイイ方がたくさんいらっしゃるので、自分もいろんなことを経験して、人としても役者としても成熟していきたいですね。

――お仕事面では、いかがですか?

「今までは素晴らしい監督によって自分を引き上げてもらったり、いろんなことを教えていただいく中で少しずつ学んできました。最近では、年下のクリエイターや監督とご一緒することも増えてきて、新しい価値観を持った方々と組めるのも楽しみです。そういう方々に"一緒にやってみたい"と思ってもらえるような仕事の仕方をしていかなければと思います。これからも面白いと思える仕事がしたいから、自分ももっと成長していきたいです」

ヘアメイク:藤田響子
スタイリスト:道券芳恵

<衣装クレジット>
ベスト、スカート
le PHIL
0357282618

ピアス、ネックレス
folk/N(UTS PR)
0364271030

(取材・文/伊沢晶子)

【プロフィール】
中村ゆり(なかむら・ゆり)
1982年3月15日生まれ。大阪府出身。歌手を経て、2003年女優デビュー。2007年、映画「パッチギ! LOVE&PEACE」で注目を集める。近年の出演作は、映画「Fukushima50」(2020年/若松節朗監督)、ドラマ「今夜はコの字で」(BSテレ東)、「私たちはどうかしている」(日本テレビ系)、「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)など。映画「Arc アーク」(石川慶監督)が公開中、主演作「海にそらごと」(斎藤栄美監督)、「愛のまなざしを」(万田邦敏監督)が今秋公開予定。

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7月14日(水)放送のドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」第2話は?

第2話
不倫相手の夏川萌(萩原みのり)と温泉旅行に向かった柿野正隆(北山宏光)。そこで萌から妊娠を告げられる。正隆は「絶対に堕ろせ」と激怒。萌は困惑しながらも了承する。自宅に戻った正隆は、子供を望んで産婦人科へ通う妻・柿野雪映(中村ゆり)の診察券を見つける。そして雪映にも「子供なんていらないって言ってるだろ」と吐き捨てる。正隆の実家は大企業・柿野製薬。社長は義理の父・柿野利通(団時朗)。正隆も5年前までは弟の柿野利治(武田航平)と共に父の元で働いていた。ゆくゆくは長男の正隆が利通の跡を継ぐものだと思っていた...。しかし、利通が次期社長に指名したのは弟の利治だった。母の連れ子だった正隆は最初から家族として認められていなかったのだ。正隆はその時、家族というものに絶望した...。
数日後、雪映の元にクレジットカードの明細書が届くと、そこには正隆が萌と行った旅館の名前があった。雪映はそんな現実に耐えられなくなっていく...。

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