2021年8月中旬に神奈川県秦野市にオープン予定のパン屋さん「ツッパリの宿命」。不思議な名前のお店で発売される予定のパンに注目しました。
変わった店名のお店で食べられるパンとは…?
「ツッパリの宿命」で発売される予定のパンとは、「ピーナッツ食パン」。実は、秦野市は落花生の名産地として有名な地域です。

気になるピーナッツ食パンのお味は、しっとりもちもちしていて美味。中にはピーナッツの粒が入っており、食べた時にその食感を楽しむこともできます。

パンにはピーナッツのほか、きな粉も入っており、程よいバランスに仕上がっています。
お店をプロデュースする“ベーカリープロデューサー”
このお店をプロデュースしているのは、ベーカリープロデューサーの岸本さん。現在の高級食パンブームの火付け役の一人ともいわれています。

「ツッパリの宿命」のほかさまざまなお店をプロデュースしており、そのどれもがユニークな店名を持つお店ばかり。これまでにプロデュースしてきたお店の数は300軒以上にもなるといいます。

プロデュースする際は、出店場所を視察し、地域の特徴を徹底的に調べてからお店のコンセプトを提案するそうです。
依頼をするオーナーさんは殆どがパン作りの未経験者とのことですが、岸本さんはお店のコンセプト以外にも、パンのレシピや販売方法などあらゆるノウハウを提供しているそう。

「決して味だけではないと思う。(オーナーの)個性や思いが大切。パンを届けているのではなく、思いや心を届ける仕事だと思っている」と語ります。
今では、年間700件以上の依頼が舞い込むという岸本さん。美味しいパンやオーナーの思いをお客さんに届けるため、これからも挑戦は続きます。
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