女性が持つ髪の悩みで、“パサつき”や“くせ・うねり”に続いて多いのが、“薄毛・抜け毛”。「薄毛専門美容院INTI」の美容師・阿部さんに、テクニックやケアの方法を聞いてみました。
家でも試せる、薄毛をカバーする方法
① 髪のボリュームをアップさせるには
阿部さんいわく、「濡れている状態が一番 髪の毛は言うことを聞いてくれる」とのこと。毛先ではなく根元を濡らすことが重要で、まずは手を湿らせて髪の根元を濡らします。

その後、気になる部分を最初に乾かすようにします。
乾かす際は、髪の毛が伸びるのとは逆方向にドライヤーで風を当てます。毛穴の向きに逆らって乾かすことになるので、髪がふわっとしやすくなるそう。

このほか、分け目の距離を短くして前髪を作ったり、ボリュームが欲しいところに粉ワックスを使ったりするのもテクニックの一つです。
② 分け目の薄さを目立たなくする
指で分け目をギザギザにすることで、分け目の部分の地肌が見えにくくなるそう。

分け目の薄さが一瞬で目立たなくなるので、カットやスタイリングの際などに試してみてもいいかもしれません。

カットはもちろん、スタイリングもレクチャー
以前は、表参道の美容院で5年間働いていたという阿部さん。“薄毛のケア”をマスターしたいという思いから、薄毛専門美容院の美容師になりました。

男性の場合、髪の毛を短く切り、毛を立てたり動きをつけたりして薄毛をカバーすることができるそう。しかし、女性は髪をおろしている人や長い髪の人が多いため、カバーするのが難しいといいます。
施術の時はカットするだけではなく、日々のスタイリングなどもレクチャーしているとのこと。髪に悩むお客さんを救うため、今日も阿部さんは一人一人に向き合っています。
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