裏レシピを出しているお店とは?
うどんチェーン「丸亀製麺」には、裏レシピのうどんを出しているお店があります。そのお店とは、長崎県の佐世保吉岡店。人気メニューの「肉うどん」を、独自のアレンジを加えたレシピで提供しています。

甘い味付けの牛肉がのった丸亀製麺の肉うどんは、マニュアルがあり全国均一の味。そのままでも十分美味しいのですが、佐世保吉岡店では「マニュアル以上のことをしないとリピートにはつながらない」と考え、チェーン店にもかかわらずレシピを調整して提供しています。
他の店舗の「肉うどん」と何が違うの?
裏レシピで作った肉うどんと、マニュアル通りに作る肉うどんの違いは、ひと手間かけた牛肉にあります。

肉うどんに使用する牛肉は、そのまま使用しても十分ほぐれているのですが、佐世保吉岡店ではさらに約1分かけてほぐしています。牛肉を一枚一枚広げ、味が染み込むよう丁寧にほぐすことで、牛肉に早く火が通り、旨味が閉じ込められます。
さらに、玉ねぎにも工夫があります。マニュアルでは玉ねぎの厚さは10mmですが、裏レシピでは厚さ7mmにカット。

3mmほど細く切ることで数を増やし、肉の広範囲に玉ねぎの甘みが広がるようになっています。
ちなみに、店内で小麦から作る丸亀製麺の麺は、肉うどんとの相性が抜群。

少しくびれがあるのが特徴で、肉うどんの脂が溶けた美味しいお出汁がこのくびれにのり、甘いお肉と出汁がよく絡みます。
佐世保市の多くの人は、甘い味付けが好み。佐世保吉岡店では、肉うどんへのこだわりが功を奏し、全国に859店舗ある丸亀製麺のなかで肉うどんの売上げナンバーワン。年間1万6000杯以上も売れています(※2020年11月放送時点)。
12/27(日)の『がっちりマンデー!!』
がっちりマンデー!!
日曜あさ7:30~