① 毎月20品!新メニューは“顔”で採用
和・洋・中・お肉の創作寿司が、毎月20品ほど新登場しているスシロー。年間600品も考案される中から、会長と社長が厳しくジャッジして発売しています。
見た目やコストのほか、回転寿司ならではの採用基準となっているのが、お寿司を横から見たときの“顔”。

職人のいる寿司店では、作る工程を見られるので“顔”を意識しませんが、回転寿司ではキッチンで作ったものをお客さんの前に流しています。そのため、横から見て高さがあり、美味しそうに見えるかどうかが重要に。
たとえば、ネタに青ネギをのせてアクセントをつけることが多いのも、回転寿司ならではの工夫。お客さんが思わず手に取りたくなるように、視覚的な要素を重視しています。
② 注文では頼めない「レーン専用」の寿司がある
スシローでは、タッチパネルでの注文もできますが、レーンにしか流れない「レーン専用」のお寿司があります。それは、メニュー名は同じでも、通常とは違う部位“ハラミ”を使った「はまち」です。

脂ののったハラミは、驚きの美味しさ。はまち1匹からとれる量はごくわずかという希少部位のため、注文して頼むことはできず、レーンのみで提供されています。
(※時期によって、はまちは寒ぶりに変わります。一部店舗は品目・価格が異なります)
③ お客さんに応じて流すネタを調整
スシローでは、お客さんの状況によってレーンに流れるお寿司を調整。
入店直後の新規客には一番人気の「まぐろ」などの売れ筋、子どもが多い席には「たまご」や「ツナサラダ」などを優先的に、食事終わりのお客さんのレーンには、デザートのサンプル皿を流しています。

ニーズにあったお寿司を流すことによって、お客さんに注文のストレスを感じさせないように工夫しています。
さらにこのシステムには、無駄な廃棄を減らせるというメリットも。100皿流しても廃棄はわずか1~2皿に抑えられています。
④ レーンの形が変化した!?
スシローのレーンは、上から見ると「Eの字」型。かつては調理場をぐるっと囲んでいたO型のレーンを、1台3000万円かけて改良しました。

Eの字型にしたのは、すべてのお客さんに美味しいお寿司を届けるため。O型のレーンではお寿司が流れる距離が長くなるので、座る場所によってお寿司が届くまでに時間がかかり、ネタの状態が劣化してしまう恐れが。Eの字型ならどの場所のお客さんも新鮮なままのお寿司を楽しめます。
この差って何ですか?
火曜よる7:00~