① チョコもクラッカーも進化した「きのこの山」
当時人気のチョコレート菓子だった「アポロ」に、クラッカーの軸をさしたのがきっかけで誕生した「きのこの山」。1975年の発売から、チョコ部分もクラッカーも、さらに美味しくリニューアルを重ねています。
2003年には時代の変化に合わせて、当初1層だったチョコレートの種類を変え、甘さ控えめのビターチョコと甘いミルクチョコの2層仕立てに。

ちなみに、兄弟商品である「たけのこの里」も、同様に2層のチョコにリニューアルしました。
さらに、2019年には軸のクラッカーに練り込む塩を増量。甘さと塩味のバランスをとることでコントラストを出し、飽きがこない味わいに進化しています。

② パウダーが変わっていた「プリッツ」
スティックタイプのお菓子の先駆けとして1962年に発売され、今でも1秒に3個売れている国民的お菓子「プリッツ」。2019年に、味の決め手となる表面のパウダーが、以前の1/10くらいのサイズの微粒子パウダーにリニューアルされています。

パウダーの粒子が小さくなることで舌に入った時により味を感じやすくなり、さらに手が汚れにくくなりました。スマホをいじりながらでも手の汚れを気にせず、気軽につまむことができます。

③ 「ハイチュウ」は外側と内側が逆転
シリーズで年間約8億8800万粒を売り上げる、1975年発売の大人気ソフトキャンディ「ハイチュウ」。ライバル商品との競争が激化してきた2013年に、これまで内側にあったフルーツ果汁が多く入っている層を外側に入れ替える、という改良を行いました。

果汁がたくさん入っている部分が外側に来ることで、食べ始めから濃厚なフルーツの味わいを楽しめるように。逆に食べ終わりはスッキリとした味わいへと進化しています。

④ 「ハッピーターン」はさらにコク旨に!
不景気の真っ只中の1976年に、「日本中の皆さんに幸せが戻ってきますように」との願いをこめて誕生したお菓子「ハッピーターン」。アミノ酸に砂糖・塩などを調合した“ハッピーパウダー”で人気ですが、発売以来、2つの改良でさらにコク旨に進化しています。
まずは2005年に、もともと平らだったハッピーターンの表面に溝をつけることで、パウダーがこぼれないように改良。

お客さんからの「もっとハッピーパウダーを食べたい」という要望に応え、よりたくさんのパウダーを味わえるようになりました。
そして2019年には、ハッピーパウダーに加えて、新たにコク旨の美味しさをシャワーのようにまんべんなくふりかけて仕上げる「ハッピーシャワー製法」を導入。

「変わったということを感じさせない変え方」で、おなじみの味を守りながら、さらに美味しくリニューアルしています。

この差って何ですか?
火曜よる7:00~