山頂にポツンと「終着駅」…。この世界遺産とは一体?

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雪山の山頂にポツンと駅が…

スイスにある世界遺産「スイスアルプス ユングフラウ-アレッチ」。
その中の「ユングフラウヨッホ駅」は、標高3454mの山頂にある終着駅です。

山頂にポツンとある「ユングフラウヨッホ駅」山頂にポツンとある「ユングフラウヨッホ駅」

この駅へと向かうのは「ユングフラウ鉄道」。およそ100年前、スイスアルプスの固い岩盤をくり抜いて開通させた鉄道です。

列車は、断崖のような山の内部にあるトンネルを走り、山頂を目指します。トンネルの全長は9.3mほど。

山の内部にあるトンネルを走る山の内部にあるトンネルを走る

それにしても何故、こんな場所に駅を人々は作ったのでしょうか?

実際に駅に降りると、そこには

ユングフラウヨッホ駅は、実は展望台になっています。山岳鉄道の開通により、雄大な雪山の景観を誰でも楽しめるようになりました。

実は展望台になっているユングフラウヨッホ駅実は展望台になっているユングフラウヨッホ駅

展望台の目の前には、アルプス山脈最大の氷河「アレッチ氷河」などが広がります。

アレッチ氷河アレッチ氷河

絶景を楽しむため世界遺産に作られた、山頂の終着駅。このような駅を持つ世界遺産があったとは、驚きですね。

スイスにある世界遺産「スイスアルプス ユングフラウ-アレッチ」スイスにある世界遺産「スイスアルプス ユングフラウ-アレッチ」

9/20(日) の『世界遺産』

世界遺産

日曜よる6:00~

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