室外機は必要なし!床に置いて使う「ポータブルクーラー」がスゴい

TBS Topics


「ポータブルクーラー」って何?

「ポータブルクーラー」とは、床に置いて使う、新発想の小型クーラーです。

ポータブルクーラーポータブルクーラー

最大の特徴は、エアコンの設置工事が不要なこと。1台4万9800円と、クーラーにしてはかなり手頃なお値段に加えて、通常なら約1万5000円かかる工事費用もかからないため、初期費用が安く済むと大人気です。

どうして設置工事が不要なの?

設置工事が不要な理由は、通常のエアコンには必ずある「室外機」がないから。
付属のパネルを窓枠に取り付けて、本体の後ろに付いている排気ダクトを窓枠パネルにセットするだけで、自力で設置できます。

排気ダクトを窓枠パネルにセット排気ダクトを窓枠パネルにセット

そのため、混み合う時期には1か月待ちになることもある設置工事を頼む必要もなく、買ったその日から使用可能です。

買ったその日から使用可能買ったその日から使用可能

部屋の外に室外機を取り付けるスペースがなくてもエアコンが使える、というのも嬉しいポイントです。

室外機がなくても使えるのは何故?

ポータブルクーラーが室外機を引き算できたのは、下半分に室外機の機能・上半分にクーラーの機能と、2つの機能を1台にまとめたから。“クーラー部分で取り込んだ熱を室外機部分に移し、太いダクトで外に排出する”という仕組みです。

クーラー部分で取り込んだ熱を室外機部分に移動クーラー部分で取り込んだ熱を室外機部分に移動

しかし、単純に2つの機能を1つにしたのでは部屋に置けない大きさになってしまいます。

そこで、従来は室内機・室外機それぞれに付いていたモーターをポータブルクーラーの真ん中に、縦向きで1つ配置するよう工夫。

縦向きにモーターを1つ配置縦向きにモーターを1つ配置

これにより、パワーは落とさずに本体を小型化することに成功しました。

発想のもとは「引き算」の家電作り

ポータブルクーラーは工事不要の手軽さがうけて、2020年7月に発売されると想定の1.5倍を売上げ、大人気商品になっています。

開発元は、後発の家電メーカー「アイリスオーヤマ」。
エアコンから室外機を引く「引き算発想」の家電作りなどで、大手メーカーとの差別化を図り、2019年には約5000億円だった年間売上げが2020年には約6000億円になる見込みと絶好調です。

現在、新たな引き算発想の空調家電を開発中というアイリスオーヤマ(※2020年8月放送時)。今後がますます楽しみです。

 

PICK UP