焼きそばでササっと作れる「天津麺」
スーパーなどで手に入る“焼きそば麺”を使った、フライパン1つで作れる「簡単焼きそば天津麺」のレシピをご紹介します。
東京・南青山の中華料理店「4000 Chinese Restaurant」のシェフで、“日本中国料理界の重鎮”とも呼ばれる菰田欣也氏が考案したレシピです。
材料(2人分)
・焼きそば麺 … 2袋
・サラダ油 … 適量
・料理酒 … 小さじ2
・醤油 … 小さじ2
・タマゴ … 3個
・塩、こしょう … 少々
・牛乳 … 30cc
・カニカマ … 1パック
・お湯 … 300cc
・コンソメスープの素 … 1個
・水溶き片栗粉(片栗粉 … 小さじ2、水 … 大さじ2)
・カレールー … 適量
① 麺を焼く
1. フライパンにサラダ油を入れ、袋から出した焼きそば麺を置きます。そこへ料理酒と醤油を回しかけ、麺に下味をつけてから火にかけます。

麺を焼くときは触らずに、1分ほど放置して焼くのがポイント。放置したまま焼くことで、蒸気で麺がほぐされ柔らかな食感になります。
2. 焦げ目がついたらひっくり返します。ほぐしながら軽く焼いたら、一旦お皿に移しておきましょう。

焦がすことで麺にカリッとした部分とモチっとした部分ができ、食感に幅が出て美味しさも倍増します。
② 具材の「天津」を作る
1. ボウルにタマゴと塩・コショウ、牛乳を入れます。牛乳を加えることで、タマゴが柔らかく仕上がります。

2. 手でほぐしたカニカマを加え、白身が残る程度に15回ほど軽く混ぜます。タマゴの香りは白身から出るので、混ぜすぎてしまわないのがポイントです。

3. 油をひいたフライパンに、混ぜ合わせたタマゴを入れて軽く炒めます。その後、先ほど焼いておいた麺を戻し入れ、麺をタマゴで包み込むように炒めたら器に盛ります。

③ 仕上げの「餡」を作る
1. フライパンにお湯とコンソメスープの素を入れて火にかけ、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけたら、器に盛った麺にかけます。

2. 仕上げに、市販のカレールーをおろし金で削ってふりかけたら完成です。

カレールーには数十種類のスパイスが入っているので、スパイス感をプラスすることで夏バテ防止にもなります。
焦げ目のついた香ばしい麺の食感がユニークで、味の変化も楽しめる「簡単焼きそば天津麺」。簡単にプロの味を作れるレシピ、ぜひ試してみてください。

ジョブチューン
土曜よる8:00~