“自分で作って自分で実演販売”している会社って?
自社が企画した商品を、自社で実演販売する「コパ・コーポレーション」には、テレビでおなじみの実演販売士・レジェンド松下さんをはじめ、29人の販売士が在籍しています。(※2020年7月時点)
しかしその本業は、販売士のマネジメント会社ではなく、実演販売のできる卸売業。売上げの96%を自社開発の商品が占めています。
実演販売×自社開発のメリットとは?
① お客さんの要望を商品開発に反映
お客さんと直接やりとりする実演販売では、要望やクレームを逐一把握することが可能。お客さんが欲しいと思っている商品を、即座に反映して開発できます。
たとえば、「爪磨きがスゴい!」というお客さんの要望を受けて、爪磨きと同じ素材でかかとの角質落としを開発。

その他にも、「振ると一瞬で冷たくなる布(※商品名:MUGEN COOL)で、紫外線から手を守るカバーを作ってほしい」というお客さんの要望を受け、「MOGEN COOLアームカバー」の開発も行いました。

②良いものはすぐに商品化
実演販売を行っていると、様々な新しい素材についていち早く知ることができ、良いと思ったものはすぐに商品化しています。
たとえば、“ガラスを曇らせない液体”の情報を得た際には、液体を応用して「幸せなくもらないメガネふき」を開発しました。

③ 開発と実演販売が同時進行!?
コパ・コーポレーションは、商品開発をメーカーと共同作業で行い、年間約30アイテムを開発。開発する際には、同時に実演販売用のデモンストレーションも考案しています。
たとえば、小型水筒を極限まで軽くした「Gゼロマグボトル」は、風船につけて宙に浮かせることで軽さをアピール。

商品開発の段階でその魅力を伝える実演販売をすることで、共同開発しているメーカー側が販売時のイメージをもてるようにしています。
売る人が“何が売れるか”を考え、自ら作るコパ・コーポレーション。2020年の売上高は56億円と、右肩上がりに成長を続け、同年6月には東証マザーズに上場を果たしています。
8/9(日)の『がっちりマンデー!!』
がっちりマンデー!!
日曜あさ7:30~