おうちで作れる「溶けないアイス」
温度が上がると溶けてしまうアイス。しかし、ドライヤーの温風を5分かけ続けてもほとんど溶けないという、不思議なアイスをおうちで作ることができます。

教えてくれるのは、『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』の著者・太田さちかさん。
とても簡単に作れるので、ぜひトライしてみましょう。
<用意するもの>(3本分)
牛乳 200ml、砂糖15g、粉寒天2g
お好みのカットフルーツ、アイスポップ型(3本用)
<作り方>
① アイスポップ型の中にカットフルーツを入れておきます。
② 小鍋に牛乳、砂糖、粉寒天を入れて中火にかけます。寒天が底に沈んで固まらないように、ヘラなどで軽く混ぜながら温めましょう。

③ 砂糖と粉寒天が溶けてトロトロになってきたら、火から下ろし、粗熱を取ったあとアイスポップの型に流し入れます。

④ 冷凍庫に入れ、3~4時間冷し固めたら完成です。
なぜアイスが溶けないの?
アイスがすぐに溶けない秘密は、寒天の融点を利用しているから。寒天は一度固まると70℃になるまで溶けないため、室温で溶けることはほぼありません。
また、寒天を入れることで“外はシャリシャリ、中はトロトロ”の新食感アイスに仕上がります。

科学の力を使った、おしゃれで美味しい「サイエンススイーツ」。暑い日に、ぜひ試してみてください。
王様のブランチ
土曜あさ9:30~