世界の摩訶不思議なカラフル村

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フォトジェニックな村の不思議とは?

エジプト南部、ナイル川沿いにある「ヌビア村」は、とてもカラフルな建物が並ぶ村。暑さを和らげるためか、清涼感あるブルーに塗られた家の外壁には、魚が描かれています。

ブルーに塗られた家ブルーに塗られた家

船着き場には、女性を描いた美しい壁画も。色とりどりのフォトジェニックな景色が村のいたる所に見られます。

美しくカラフルな壁画美しくカラフルな壁画

ところが、よく見ると不思議な光景が…。家の入口に、なぜか巨大なワニのはく製が吊るされています。

ワニのはく製が吊るされた家ワニのはく製が吊るされた家

ピンクや水色のカラフルな外壁に、はうように置かれたワニまでいます。

かわいい外壁に、ワニが…かわいい外壁に、ワニが…

かわいらしい色合いに、相反するようなワニの存在感が際立ちます。

実は、ヌビア村において、ワニは昔から“強さ”を象徴する生き物。はく製を飾るのは、魔よけのためです。健康成就のお守りにと、ペットとして家の中で飼育する村人もいます。

ワニを家の中で飼育ワニを家の中で飼育

ワニは大きくなると自然に返されます。
独自の文化や伝統に触れられるヌビア村は、観光客にも大人気です。

ナイル川の育む命が、信仰に

ヌビア村で愛されるワニは、かつてナイル川全域に生息していました。国土の大部分を砂漠に覆われたエジプトにおいて、ナイル川は多様な命を育んだ“母なる大河”です。古代、川に暮らすワニは“農耕の守護神であり、豊穣の神様”として国中で崇められました。

壮麗な遺跡「コム・オンボ神殿」には、ワニの姿をした神「セベク神」が祀られています。

コム・オンボ遺跡のセベク神コム・オンボ遺跡のセベク神

人々がワニを“神聖な存在”と考えた証拠として、ミイラも多く見つかっています。

古代エジプト人のワニへの信仰は、今も形を変えて受け継がれ、大切にされていました。


■6/27(土)の『世界ふしぎ発見!

世界ふしぎ発見!

土曜よる9:00~

 

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