2020年、新型コロナウイルスによって様変わりした日本経済。そんな状況の中でも独自の視点から「逆転プラン」に取り組む2つの会社に注目します。
① 星野リゾートの逆転プラン
人気のリゾート運営会社「星野リゾート」では、2つの新しい取り組みを行なっています。
ミルクジャムを製造!
コロナウイルスの影響によって、星野リゾートにはたくさんの牛乳が余っていました。そこで、余った在庫を解消するにため、リゾナーレ那須でミルクジャムの製造を始めています。

チェックインを変えた!
また、これまで広間やロビーで行っていたチェックインの対応を、お客様同士の接触を最小限にするため、客室で行うようにしています。

インバウンド(訪日外国人観光客)の減少によって大きな打撃を受けている観光・ホテル業界。代表の星野氏は、インバウンドが戻ってくるのは相当先だろうと予測しています。
そのため、見据えているのは新しい観光ビジネス。今まで日本から海外旅行に行っていた層を国内旅行に呼び込むことで、インバウンドに頼っていた部分を多少はカバーできるのではないかと話しています。
② 日本交通(株)の逆転プラン
タクシー会社の「日本交通(株)」では、レストランの料理を運ぶ「デリバリータクシー」を開始。
デリバリータクシーって何?

これまでは過疎地でのみ例外的に認可されていた「貨客混載(乗客と貨物の輸送を一緒に行うこと)」が、東京都内(23区内など)で認められるようになったことから考案されました。
会長の川鍋氏は、これまでタクシーアプリなどのデジタル操作を敬遠していた乗務員たちも、今後顧客獲得のために利用を始めるのではないかと予想。
タクシー業界のデジタルトランスフォーメーションが進めば、長期的に見てプラスに働くのではないかと考えています。
▪️6/28(日)の『がっちりマンデー!!』
がっちりマンデー!!
日曜あさ7:30~