『JNNドキュメンタリーザ・フォーカス』「ムクウェゲ医師の終わらない闘い」がギャラクシー賞5月度月間賞を受賞

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TBSの『JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス』で5月17日(日)に放送した「ムクウェゲ医師の終わらない闘い」が、このたび「ギャラクシー賞5月度月間賞」を受賞した。

選評は以下の通り。

日本でほとんど伝えられない「アフリカの悲劇」が前作同様、日本人にとってより一層身近な問題であることを痛々しく示した。ムクウェゲさんの優しく穏やかな表情の裏にある激しい怒りをカメラがよくとらえていた。次作では、性暴力を通じて武装勢力の資金源となるレアメタルを購入する日本や先進国側の対応や矛盾を暴いてほしい。コンゴの武装勢力による大量破壊兵器は組織的なレイプとまで言われているなか、性暴力の被害にあった女性5万人以上を治療して、ノーベル平和賞を受賞した婦人科医ムクウェゲさんが発した言葉は鋭い。日本語の「利他」の考えが大好きと言うが、本当にわれわれは利己でなく、利他で動いているのかを突きつけた終わり方と構成力に感心する。

プロデューサー・佐古忠彦コメント
今回の作品は昨年2月の第1作の続編で、コンゴの悲劇は遠い世界の出来事ではなく、私たちの今とつながっていることを伝えたい、という立山芽以子ディレクターの熱意から生まれました。大変光栄です。この世界は、なぜ今なお「平和」と「正義」の実現が求められるのか。ムクウェゲ医師の言葉に深く考えさせられます。選評にもいただいた「利他」のキーワードは、一国主義が広がる世界の潮流に抗うメッセージとして重く響くものでした。
今後も、『ザ・フォーカス』が様々なアングルから、私たちの“ありよう"を考える、議論する材料を提示できる場でありたいと思っています。