伝えるコツ① 話し始めは全体像から
思っていることをわかりやすく伝えるコツは、まず全体像から伝えるようにすること。
たとえば、映画「タイタニック」の内容を伝える場合…
〇 分かりやすく伝える例
最初にストーリーの概要である「貧困の青年と大富豪の女性が恋に落ちるラブロマンス」であることを話すと、聞き手は全体が理解でき、続く細かい情報も頭の中に入ってきます。
× 分かりづらい例
「沈没する船に乗って…」と細かい場面の描写から始めてしまうと、聞き手は全体がどうなっているかを理解することができません。そのため、話がうまく伝わりません。
伝えるコツ② 具体的に話す
思っていることを上手に伝える2つ目のコツは、具体的に話すこと。たとえば、階段を降りるバネのおもちゃ「レインボースプリング」を説明する場合を考えてみましょう。
具体的に伝えるポイント
説明したい対象がおもちゃであることをまず伝えたうえで、「直径が7~8cmの大きなバネ」という見た目を具体的に説明します。

そして「階段の上からバネを落とす」という具体的な遊び方の説明や「(動きの)イメージはシャクトリムシ」など、具体的な特徴を言葉にするのが、伝わりやすい話し方です。
分かりづらい説明にはワケがある!
レインボースプリングの遊び方の説明をする際に、擬態語を使って説明してしまうと、伝わりづらい説明になってしまいます。

例えば、遊び方を説明する際に、形・色・大きさなどの情報が何もない状態で「バッタンバッタン」と擬態語で伝えても、聞き手には「どこのどんな音なのかが分からないため」です。
また、「アレ」や「あの」など、話している本人しかわからない指示語を使うのも、聞き手には全く理解できないのでNGです。
思っていることをなかなかうまく伝えられないと、聞き手をイライラさせてしまうことも。ぜひ、この2つのコツを踏まえて話をするようにしてみてください。
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