「時をかける少女」の舞台になった町、尾道の魅力

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名作の舞台となった町

映画監督・大林宣彦さん(享年82)の故郷であり、愛した町である広島県尾道市。
大林監督の作品で、のちに尾道三部作と呼ばれる映画「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の舞台にもなり、町の名は全国に知れ渡るようになりました。

尾道は海と山に囲まれた地形のため、住宅や寺社が山の斜面に立ち並び、“坂の町”ともいわれています。

“坂の町”ともいわれてる尾道“坂の町”ともいわれてる尾道

階段と細い路地が続く町は、車も通らず、猫にとって最高の環境。そのため人間に馴れている猫が多く、人々と共生しています。

人間に馴れている猫が多い人間に馴れている猫が多い

大林監督は綺麗な景色よりも、日常の生活や町並みなどの“何気ない風景”をフィルムに映し込みました。

そんな作品を自ら“町守りの映画”と呼び、「美しい町が戦後の経済成長で消えつつあった。せめて映画のなかに残したかった。安易に開発せず、雑巾がけのように魅力を磨くべきだ」と語っていたそう。

大林監督は“何気ない風景”をフィルムに映していた大林監督は“何気ない風景”をフィルムに映していた

 

尾道のシンボルから見る“箱庭的都市”

尾道三山の一つ、「大宝山」に向かって坂を登っていくと、その中腹には尾道のシンボルともいえる「千光寺」があります。美しい朱色で「赤堂」と呼ばれる本堂は、京都の清水寺と同じ造り。

千光寺千光寺

その場所から眺める景色は尾道随一といわれており、山・海・町が一つの空間に揃う箱庭的な風景が広がります。

箱庭的な風景が広がる箱庭的な風景が広がる

視界に入る海は、波が穏やかで、多くの船が行き交い栄えた「尾道水道」です。

現在は、“尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市”として、そのストーリーが日本遺産に認定されている広島県尾道市。
町には今も、大林監督が作品で描いた風景が残っています。

スポット情報

大宝山 千光寺
住所:広島県尾道市東土堂町15−1

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