自衛隊は、“世界一暑い国”でも任務を行っていた

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アフリカに自衛隊の拠点が!

自衛隊唯一の海外活動拠点がある、アフリカ大陸東部のジブチ共和国。気温50℃、過去には最高気温71.5℃に達したことのある、世界一暑いと言われる国です。

派遣されているのは、“海上自衛隊の航空部隊”と“陸上自衛隊の支援部隊”。
ジブチ沖には、アジアからヨーロッパへの海上の入口となるアデン湾があります。その場所で日本の輸入商船を襲う海賊の監視や対処を行うことが、自衛隊の任務です。

アデン湾アデン湾

実は、ジブチの隣国ソマリアでは、国情が不安定で漁師の一部が海賊化。アデン湾を通る日本商船の多くが海賊の被害に遭っていました。
ピーク時の2011年の被害件数は、なんと年間237件にものぼります。

日本の生命線を守るため

貿易の多くを海上輸送に頼っている日本にとって、海賊の被害は死活問題。そのため、自衛隊の海賊監視は日本人の生活を守るために欠かせない活動です。

“海上自衛隊の航空部隊”では、海賊の監視を“海と空の両方”から行います。
海では護衛艦で不審船の対処や、商船との並走などの護衛活動を。空からは哨戒機(しょうかいき)で海賊の監視や対処を行っています。

護衛艦と哨戒機護衛艦と哨戒機

日本以外にも海賊の監視活動を行っている国はありますが、哨戒機を用いている国は少数。日本の海賊対処の約7割が哨戒機での感知・発見によるもので、世界的に高く評価されています。
さらに護衛艦では現地住民やジブチの沿岸警備隊とも協力。海賊撲滅を目指しています。

こうした自衛隊の監視活動によって、2019年には海賊被害を0件に抑えることに成功しました。

海外拠点での生活は?

日本から12,000kmも離れ、気温50℃という過酷な環境の中、任務についている自衛隊。“陸上自衛隊の支援部隊”は、主に拠点地で任務を行っています。

支援部隊の隊員が生活する拠点内の居住スペースでは、立場によって広さの異なる部屋が割り当てられています。

隊員が生活する拠点内の居住スペース隊員が生活する拠点内の居住スペース

食堂では、日本を離れている隊員のため、ご飯やそばなどの和食を提供。食事の時間だけでも、日本にいるかのように感じることができます。

食堂では和食を提供食堂では和食を提供

また、隊員にとって支えとなっているのが、日本のお菓子とカップラーメン。 
日本が恋しくなってたまらないときや、頑張った日のご褒美として食べるために、ロッカーの中などに各自大切に保管しています。

日本のお菓子とカップラーメンが隊員の支え日本のお菓子とカップラーメンが隊員の支え

 

“職業のヒミツ"をぶっちゃけ!
ジョブチューン
(TBS系列:土曜日よる8時~)

 

■3/28(土)の『ジョブチューン』