そもそも「むくみ」はなぜ起こる?
「むくみ」とは、皮ふと筋肉の間にある、皮下脂肪の層に水がたまっている状態のこと。たくさんの水がたまると膨張するので、顔がむくんだ場合は、目が腫れぼったくなったり、アゴのラインがぼやけてしまったりします。
顔のむくみは寝不足や飲み過ぎのせいと思われがちですが、実際にはどちらも無関係。顔のむくみの原因は、次の2つでした。
原因① 寝る姿勢
顔のむくみには、重力が関係しています。人間は横になると、重力の関係で下半身にたまったむくみが顔まで移動します。

うつぶせになると、さらに重力の影響を受けて水分が顔側に集まるため、顔がむくんでしまいます。
そのため、寝ている姿勢で顔をむくみづらくさせるためには、うつぶせよりもあおむけがおすすめ。顔のむくみが気になる場合には、寝る姿勢に気をつけてみましょう。
原因② 前日の夜の食事
また、前日に塩分の多い食事をとると、翌朝むくみやすくなります。その理由は、塩に含まれるナトリウムが、体内に水を引き込んでしまうからです。
成人の塩分必要量の目安は、1日6~8g。それ以上に過剰に塩分を含んだ食事をとると、むくみやすくなるので要注意。

お酒を飲んだ翌日にむくみやすいのも、アルコールのせいではなく、実はおつまみに塩分が多いことが原因です。
塩分の少ないおつまみを選ぶと、むくみにくくなります。
むくみ解消には「笑顔体操」
顔がむくんでしまった時には、「笑顔体操」が効果的。鏡を見ながら無表情と笑顔を交互に10回程度繰り返すだけの、簡単な体操です。

顔の筋肉を動かすことによって血流が良くなるため、むくみが早くとれやすくなります。
顔のむくみに関係する、寝る姿勢や塩分の量。「顔がむくみやすいな」と感じている方は寝る姿勢や普段の食事を見直したり、笑顔体操をして、むくみを解消しましょう。
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