日本の空を守る、F-15 戦闘機とは
長年航空自衛隊で活躍している、F-15戦闘機。
通常の旅客機の2倍にあたる20万馬力のエンジンを搭載し、ミサイルや機関砲も装備した、空自が誇る戦闘機です。通称イーグルとも呼ばれています。

F-15の主な役目は、日本の領空に不明機が侵入するのを防ぐこと。日頃から日本の有事に備え、厳しい飛行訓練を行っています。
F-15はココがスゴい!
スゴさ① 旅客機の3倍!圧倒的スピード
F-15 戦闘機の最高時速は、なんと時速3000km。一般的な旅客機の約3倍です。
具体的には、旅客機で約1時間30分かかる北海道(新千歳空港)から東京(羽田空港)までが、F-15ならわずか約17分。(最大速度で計算した場合)まさに圧倒的なスピードです。

さらに言うと、たった1分で富士山の高さまで急上昇することができます。
スゴさ② 宇宙が見える!絶景の高度
F-15戦闘機は、旅客機の限界より5000mも高い、高度15000mまで到達できます。
高度15000mの世界は、水平線が丸みを帯びて地球が少し丸く見える、まさに絶景。宇宙空間の濃い青まで見えるほどの高さです。

スゴさ③ 空中で給油
F-15 戦闘機は、なんと時速1000kmで飛行しながら、空中で燃料の給油を受けることが可能。
飛行中の給油機に近づき、給油機から伸びている給油ノズルと、F-15 の側面にある給油口を接続して、給油を行います。

F-15の給油口は、わずか直径約10cm。機体のコントロールは、数cm単位で行われます。

飛行時間が長時間にわたる場合には、何度か空中給油を受けながら飛行を続けます。
鍛え抜かれたパイロットが乗るF-15戦闘機だからこそできる、職人技です。
“職業のヒミツ"をぶっちゃけ!
ジョブチューン
(TBS系列:土曜日よる8時~)
■3/21(土)の『ジョブチューン』