「免疫力」が整っていれば症状が出ない?
“体内に入ってくる花粉の量が増えたり免疫力が乱れたりすると、花粉症の症状が出る”と考える「天秤理論」をご存じですか?
この理論では、“免疫力が整っていれば、体内に花粉が入ってきても花粉症の症状が出ない”と考えます。

つまり、体内に入る花粉の量が増えてしまっても、食事によって免疫力を整えることで、花粉症の症状を抑えられる可能性があるのです。
免疫力を鍛える食事とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
花粉症対策には「リコピン」がおすすめ
例えば、「トマトジュース」は花粉症対策に有効な飲み物です。
トマトに含まれるリコピンには、アレルギー反応を抑制する効果があるため、花粉症の症状を和らげることができます。

実際、3か月間毎日コップ一杯のトマトジュースを飲み続けたことで花粉症の症状が改善されたというデータも。
ただし、すでに花粉症を発症している人は、生のトマトを食べるのはNG。トマトのタンパク質構造とスギ花粉のタンパク質構造が似ているため、生のトマトを食べると体が勘違いしてアレルギー反応を起こし、口の中がかゆくなってしまう恐れがあります。

花粉症の人がリコピンを摂取する時は、必ずトマトを加熱しましょう。
花粉症対策で食べたい、スペシャルカレー!
花粉症対策に効果的な食材を一気に摂れるメニューが、「トマトサバカレー」。
トマトに含まれるリコピンだけでなく、サバに多く含まれるオメガ3脂肪酸は、花粉による炎症を抑えてくれます。

さらに、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、免疫バランスを整える効果があるため、花粉症の症状を和らげてくれる効果が期待できます。
他にも、ジャガイモに含まれるビタミンC、タマネギに含まれるオリゴ糖、カレー粉に含まれるクルクミンは、免疫力を高めるのに効果的。
是非、普段作るカレーにこれらの食材を足して、花粉症対策に役立てましょう。
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(TBS系列火曜よる7時~)