フランスで13世紀にミステリーサークルができていた…?

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運河沿いに突如出現

南フランスのミディ運河沿いに突如出現する、まるでミステリーサークルのような謎の模様。

放射線状になっているのは用水路放射線状になっているのは用水路

謎の形の正体は、でした。
放射状に広がっている一本一本は用水路で、雨が降ると水が流れ込みます。

放射線状に広がっているのは用水路放射線状に広がっているのは用水路

用水路は中心に向かって低くなっているため、円の中心部分に向かって雨水が集まる優れたシステム。そして、地下に張り巡らした水路網から一帯の畑に水を送っています。

13世紀に作られたというこの畑、実は近くにある世界遺産「ミディ運河」と意外な関係がありました。

運河トンネルとの意外な関係

フランス、ミディ運河にある世界初の運河トンネル「マルパ運河トンネル」は、さきほどの畑がきっかけで作られました。

世界初の運河トンネル世界初の運河トンネル

この地域に運河を作る際、迂回するには丘が広すぎたため穴を掘って貫くことに。そこで近くにある畑の“地下水路”が注目されます。地下水路は、地層が柔らかい砂岩だったため掘ることができたとわかったのです。

トンネルの中は砂岩トンネルの中は砂岩

それならばトンネルも掘れるはず、と全長165mという驚くべき長さのトンネルが誕生しました。

約300年前に地中海と大西洋という二つの海をつなげ、「17世紀の土木の傑作」として世界遺産になったミディ運河は、降りかかる様々な問題をこのように知恵と労力で乗り越えてきました。役目を終え、今は人々の憩いの場になっています。

壮大な遺産の旅へ
世界遺産
(TBS系列:日曜午後6:00~6:30)

 

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