「黒字化不可能」から一転!サンリオピューロランドが2年で回復した改革とは

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ピューロランドは“サンリオのお荷物”だった

サンリオの人気キャラクターと出会えるテーマパーク「サンリオピューロランド」。一時は入場者数が低迷し、“サンリオのお荷物”、“黒字化不可能”と言われていました。
しかし、2014年にメインターゲットを「子どもを連れた家族」から「大人の女性」へと、大きな方針変更を実施。

メインターゲットを大人女子へメインターゲットを大人女子へ

2014年から入場者数が増加し、V字回復。この背景には、大人の女性を呼び込む3つの改革がありました。

改革① フードを“映える”メニューに

以前は子ども向けのプレートが中心だったレストランのフード。

子ども向けのプレート子ども向けのプレート

しかし、改革後はカラフルで楽しい、キャラクターが“映える”メニューに一新。

キャラクターが映えるメニューに一新キャラクターが映えるメニューに一新

「かわいい」フードは思わず写真が撮りたくなります。大人の女性はSNSのヘビーユーザーが多く、撮影した写真をSNSにアップしてくれるので、新しいお客さんを呼び込むきっかけに。
フードを変更したことで、売り上げは約2倍に伸びました。

改革② ミュージカルを2.5次元に

元々サンリオピューロランドのミュージカルは、キャラクターメインのオリジナルストーリーでした。

キャラクターメインのオリジナルストーリーキャラクターメインのオリジナルストーリー

しかし、若い女性を呼び込むため、イケメン俳優による「2.5次元ミュージカル」に変更。

「2.5次元ミュージカル」「2.5次元ミュージカル」

2.5次元ミュージカルでは、アニメ・漫画などの2次元の作品が舞台化されているため、イケメン俳優目当ての女性と、アニメファンの女性の両方が来場するようになりました。

また、上演中にはイケメン俳優を自分のカメラで撮影できるスペシャルタイムが設けられています。「日によって場所を変えて写真が撮りたい」と、何度もリピートしたくなるような仕掛けになっています。女性客がリピートすることで、テーマパークの収入の柱である入場料の収入をアップさせています。

改革③ 臨場感あふれるパレードに

1日に2回(平日は1日に1回)行われるパレードも改革。以前は、お客さんの前をキャラクターが通るだけ、手を振るだけだった子ども向けのパレードでした。

現在は、若者向けにライブのような臨場感のある演出に変更。

ライブのような臨場感のある演出ライブのような臨場感のある演出

しかもキャラクターやダンサーとの距離がとても近くなっています。そのため「近くに来てくれてありがとう」「明日も頑張ろう!って思います」と、夢中になる大人の女性が続出しています。

ミュージカルとパレードを改革したのは2015年。メインターゲットを大人の女性に変更した2014年から、1年で約32万人も入場者数が増えたというから驚きです。
2018年には、過去最高の入場者数約219万人を記録しています。

過去最高の入場者数約219万人を記録過去最高の入場者数約219万人を記録

かつて黒字化不可能とされていたサンリオピューロランドですが、大人の女性を新ターゲットに改革を行ったことで見事に復活を遂げていました。

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