世界遺産「白神山地」…山の中で“貝の化石”が見つかっていた

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なぜ山中に“貝の化石”が…?

日本で最初に世界遺産に登録された「白神山地」の山中の谷で、“貝の化石”がいくつも見つかっています。

「白神山地」谷で見つかる“貝の化石”「白神山地」谷で見つかる“貝の化石”

しかしその周囲には、8000年前に誕生したと言われるブナの原生林や標高1000m級の山々が連なっており、一見すると貝の化石が採れる環境とは程遠い印象を受けます。

貝の化石が何故、この場所で見つかっているのでしょうか?

はるか昔は“海の底”にあった⁉

実はかつて「白神山地」は、“海の底”にあったと言われています。およそ800万年前に隆起が始まり、200万年ほど前、海の底が地上に現れました。

その痕跡の一つとして、海底火山の火山灰が堆積した凝灰岩の地層(白い崖)がここにはあります。

凝灰岩の地層凝灰岩の地層

※画像は“日本キャニオン”。

白神山地は、現在も年間約0.5ミリずつ、一説によるとそれ以上も隆起をし続けているといいます。
隆起を続ける山の代表が、白神山地の最高峰「向白神岳」と登山可能な「白神岳」です。

向白神岳向白神岳

“人の影響をほとんど受けていないブナの原生林が大規模に残る”という点から、世界遺産に登録された「白神山地」。
四季それぞれに見る者を魅了するその景色の中には、かつて“海の底”にあったことを証明する化石が残されていました。

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