色も形もよく似ている「ブイヨン」と「コンソメ」。同じようでいて、味にも使い方にも違いがあります。一体何が違って、どう使い分ければ良いのでしょうか?
ブイヨンは「洋風ダシ」
ブイヨンは、牛すじ肉や鶏ガラ、香味野菜にニンニクやスパイスを加えて弱火で3~4時間煮込んで取った洋風のダシです。

そのため、ブイヨン自体は薄い味。これだけでは料理としては未完成で、味付けを加えて料理に使うためのものです。
トマトソースやシチューなどの煮込み料理を作るときにブイヨンを加えると、コクが豊かになります。

コンソメは「料理」
一方、コンソメはブイヨンをベースに味付けをして、料理として完成させたもの。途中まではブイヨンと同じ作り方ですが、ブイヨンよりも手間をかけて作られています。

コンソメとは、フランス語で「完成された」という意味。そのままスープとして美味しくいただくのが、コンソメの使い方です。

ブイヨンと飲み比べてみると、コンソメはブイヨンより味が濃く、料理として味付けがなされているのがわかります。
スーパーなどでは、溶かせば簡単に使える顆粒や固形キューブで売られているブイヨンとコンソメ。美味しい料理を作るために、違いを知って上手に使い分けてください。
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