形の違いは〇〇の仕方の違い
そもそも、ポップコーンはトウモロコシを破裂させて作られているもの。2つの形のポップコーンの違いは、トウモロコシの種類と「破裂」の仕方の違いによるものです。
広がっているポップコーンには「バタフライ種」という種類のトウモロコシが、丸いポップコーンには「マッシュルーム種」という種類が使われています。

一見、同じように見える「バタフライ種」と「マッシュルーム種」ですが、破裂の仕方が大きく異なります。
「バタフライ種」の場合、破裂する際に皮に実がくっつくため、広がっているポップコーンになります。

いっぽう「マッシュルーム種」の場合は、破裂する際、皮に実がくっつかないので丸い形に。

破裂するときに、皮に実がくっつくかどうかで形が大きく異なることがわかります。

2種類の形がある理由は…
元々、ポップコーンの形の主流は広がっているもので、丸いポップコーンはそれらの中に時々混ざっている程度でした。
しかし近年、キャラメルなどの様々な味つけのポップコーンが登場。広がっているポップコーンには均一にコーティングするのが難しく、味ムラができていました。
そのため、綺麗にコーティングができる丸いポップコーンの需要が高まり、品種改良が進められることに。

2007年にようやく、たくさんの丸いポップコーンを作ることができるようになりました。
進化するポップコーン
丸いポップコーンは様々な味つけのものが展開されています。チョコレートミントや和栗など、ちょっと変わった味つけのポップコーンも。

また、広がっているポップコーンも進化。電子レンジで2分50秒温めて作る「Zaramamaポップコーン」は、トウモロコシ1本まるごと、そのままの形のもの。ポップコーンをかぶりつくことができるというユニークなものです。

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この差って何ですか?
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