酔っ払いランナーだらけ⁉ 仮装して走る不思議なマラソン大会

ワインの名産地・ボルドーのメドック地方では、仮装をして走る不思議なマラソン大会が行われています。しかも、あちこちでワインを楽しむ酔っ払いランナーがたくさん。どんな大会なのでしょう？

給水所はワインパーティー

毎年9月に行なわれる「メドックマラソン」。世界中から8,500人ものランナーが集まるボルドーの一大祭典です。

ぶどう畑の中に設けられたフルマラソンコースで、給水所に並ぶのは由緒あるシャトーのワイン。立ち寄ったランナーたちは、美味しいワインを楽しみます。

ワインを楽しむランナーたち

さらに給水所にはワインだけでなく、ワインにぴったりの牡蠣やお肉などのおつまみも揃っていて、パーティー会場さながらの楽しい雰囲気です。

ワインにあうおつまみ

ランナーたちはワインを楽しみながら、6時間30分の制限時間内でフルマラソン完走を目指します。

このメドックマラソンのもう一つの楽しみは仮装。ランナーは、毎年決められたテーマに沿った仮装で参加します。
2019年のテーマは「スーパーヒーロー」。思い思いのヒーローに扮したランナーたちで溢れかえります。

毎年決められたテーマに沿った仮装で参加

メドックマラソンは、完走後にもお楽しみが待っています。
まず、完走したランナー全員にワイン1本が。

完走したランナー全員にワイン1本

そして、優勝者には何と自分の体重と同じ重さのワインが贈られます。

優勝賞品もワイン

ワイン好きのためにあるようなマラソン大会。ワインの名産地ボルドーだからこそ開催できる、ユーモアたっぷりの素敵なマラソン大会です。