“バスが好きすぎて”会社を作った社長

TBS Topics


東京の東村山市を走る路線バス「銀河鉄道バス」の社長・山本さんは、“子どもの頃からバスが大好きで、自分のバス会社を作ってしまった”というほどのバス好きです。その胸にあるバス愛とは、一体どれほどのものなのでしょう?

バス愛① 憧れのバスを購入

山本さんの会社「銀河鉄道バス」が所有する車両の一つで、約40年前のバスでありながら現役で道路を走る「日野RC701P」。

「日野RC701P」「日野RC701P」

山本さんいわく「ボディは飛行機の作り方と同じ」「ハンドルが今のものよりも大きい」などの様々な特徴があり、「自分が乗りたかった」ため購入したとのこと。

小学校の遠足のときはいつもこのタイプのバスで、バスの運転手に憧れて客席からじっと見ていたそうです。

山本さんの溢れるバス愛山本さんの溢れるバス愛

「このバスはタイムマシーンのようで、運転していると子どもの頃の風景や様子がよみがえってくる」と山本さんは話します。

バス愛② 宝物はお父さん撮影のバス写真

そのバス愛は、“実家の目の前にバス停があったこと”が原点。「幼少時代は毎日、目の前に停まる大きなバスに心躍らされていた」と語ってくれました。

当時は、お父さんが旅行に行くたびにバスの写真を撮ってきてもらい、アルバムに貼ってはそれを何度も眺めていたそうです。

各地のバスの写真を貼ったアルバム各地のバスの写真を貼ったアルバム

 

バス愛③ 社長自らあらゆる仕事を

山本さんは社長でありつつも、経理・運転・掃除・教育と、あらゆる仕事をこなしています。実は、銀河鉄道バスの経営は決して余裕のあるものではなく、赤字の状態。

社長自らあらゆる仕事をこなす社長自らあらゆる仕事をこなす

本来なら“赤字路線に対してや車両購入・バス停の設置などに対して、様々な補助金が国や自治体から交付される”のですが、山本さんは「補助金は結局税金で、乗ってくれているお客さんたちのお金だから」という思いからそれを受け取っていません。
そのため、社長自ら様々な仕事に取り組み、経費削減に努めています。

「好きなバスを自分で運転できて、三度のメシをいただける。それだけで大満足」と言って、ハードスケジュールをこなす山本さん。

バスを再度磨く山本さんバスを再度磨く山本さん

運行が終わった夜。
「自分にとっては鉄の塊じゃなくて生き物なんですよね」と話す山本さんは、他の運転手によって掃除されたバスを再度1台1台、労いの言葉と共に丁寧に磨いています。

その大きな愛を受けて「銀河鉄道バス」は、今日も東村山の街を走っています。

知られざる舞台裏の物語
BACKSTAGE(バックステージ)
(CBCテレビ:日曜よる11時30分~)

 

■11/3(日)の「BACKSTAGE」は、実演販売士に密着!

 

PICK UP