子供から大人まで幅広い世代に人気のクレーンゲームで、“本物の宝石”を獲ることができる「宝石キャッチャー」があります。
一体なぜ、宝石を景品にすることが可能なのでしょうか?その仕組みをご紹介します。
宝石はリサイクル品
「宝石キャッチャー」で獲れる宝石は、定番人気のものからレアものまで種類も豊富。
本物の宝石1つ1つがケースに保存されており、お客さんは何の石か一目で分かるようになっています。
しかし、どうして本物の宝石を景品として出せるのでしょうか。

実は、これらの宝石はリサイクル品でした。

宝石キャッチャーを設置している「株式会社東洋」は、クレーンゲームだけでなくリサイクルショップも経営。そこで仕入れた宝石を景品にしているのです。
他店で値段のつかない宝石を安く買取る
リサイクルショップでは貴金属やジュエリーなどを売買していますが、その多くには宝石を査定できるバイヤーがいません。そのため、石ではなくリングなど貴金属の価値をみて値段をつけることが多く、石はタダ同然になることも。(※宝石の種類によります)

しかし、東洋には宝石鑑定士が在籍しているため、200種類以上の宝石を見分けることができます。そこで、他のリサイクルショップで値段のつかない「宝石だけ」を安く買取り、価値を正しく査定し直します。

査定額800円以下の宝石を景品に
宝石は査定後、1,000円未満と1,000円以上に仕分けられます。

クレーンゲームの景品は“800円以下”という規制があるため、この値段の範囲におさまる宝石をまとめてクレーンゲームの景品にしています。

そして、1,000円以上の値がついた宝石は、展示会やお店で再販売しているのです。
こうした取り組みにより、1回100円のチャレンジで本物の宝石を手に入れることが可能になった「宝石キャッチャー」は評判を呼び、今や2時間待ちも当たり前という人気ゲームになっています。
店名:エブリデイとってき屋 東京本店
住所:埼玉県八潮市大字上馬場460-1
経済のことが学べる
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