パクチー嫌いでも食べられる?茎も根も甘い「マイルドパクチー」

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パクチーといえば、独特な香りから「大好き」という人がいる一方で「大嫌い」という人も多い野菜。
好き嫌いが大きく分かれるパクチーですが、パクチーが嫌いという人でも生で食べられるという「マイルドパクチー」をご存じでしょうか?

茎も根も甘いパクチー

パクチー嫌いでも食べられるという、匂い控えめのマイルドパクチーを作っているのは、岡山県の「株式会社アーチファーム」。東京ドーム約1個分の畑を管理し、年間約10トンのパクチーを出荷しています。

年間約10トンのパクチーを出荷年間約10トンのパクチーを出荷

マイルドパクチーは生のまま食べてもとても旨味が強く、茎の部分が甘いのが特徴。さらに普通は食べない根っこはもっと甘いという驚きのパクチーです。

味付けせず、根の部分を素揚げして食べるとバニラのような香りが漂い、その甘さと美味しさにびっくりするほどです。

パクチーの根の素揚げパクチーの根の素揚げ

 

パクチーが大嫌いだったからこその挑戦

マイルドパクチーを作る会社はもともと「黄ニラ」を作る農家でしたが、地元の市場関係者から勧められ、パクチーの栽培を始めました。

しかし、栽培を担当した植田さんは当時、パクチーが大嫌いだったそう。それでも「パクチーが嫌いな人でも美味しいと思えるパクチーが作れたら売れるかもしれない」と考え、パクチー栽培を決意。

数あるパクチーの種類の中からパクチー嫌いでも比較的食べやすい品種を見つけ出しましたが、その品種は茎が細かったため栽培しても折れやすく、輸送に耐えられるものではありませんでした。

折れやすく輸送に耐えられない折れやすく輸送に耐えられない

 

黄ニラ栽培の技術を転用

その問題を解決したのは、もともと作っていた黄ニラ栽培の技術。黄ニラは太陽の光に当てず、根の養分だけで成長させ…

黄ニラ栽培の技術黄ニラ栽培の技術

毎日土を耕し、柔らかくして根っこに養分を行き渡らせます。

毎日土を耕し、柔らかくして根っこに養分を行き渡らせる毎日土を耕し、柔らかくして根っこに養分を行き渡らせる

この栽培方法を茎の細かったパクチーに転用すると、茎は太く育ち、水分量が多くよりマイルドになり、食べやすくて甘いパクチーができました。

食べやすくて甘いパクチー食べやすくて甘いパクチー

 

マイナーだったパクチーを自ら売り込み!

今でこそ知名度が高くなったパクチーですが、以前はマイナーな野菜だったこともあり、市場には置いてもらえませんでした。

そのためパクチーを使うエスニック料理店や中華料理店にマイルドパクチーを売り込みに行き、自らの足でマイルドパクチーを浸透させていたのですが、2015年に起こったパクチーブームが追い風となってパクチーは一気にメジャーに。

スーパーなどの野菜売り場にもパクチーが並ぶようになり、ついには東京の大手百貨店のバイヤーからも声がかかりました。

マイルドパクチーマイルドパクチー

パクチーが苦手な人でも生で食べられるほど美味しいというマイルドパクチー。今まで苦手だった人もパクチーが好きになってしまうかもしれませんよ。

お金のことが学べる!
坂上&指原のつぶれない店
(TBS系列:日曜よる7時~)

 

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