火災や事故などの現場へ赴き、消火・救急によって人々の命と生活を守る消防士。今回は、私たちの安全のために励む消防士の意外と知られていない豆知識をご紹介します。
隊服の色の違いって?
一口に「消防士」と言っても、仕事によって着用する隊服が違います。
人命救助を行う特別救助隊(通称:レスキュー隊)はオレンジ色、消火活動を行うポンプ隊は紺色、救命処置などを行う救急隊はグレー。

特別救助隊は暗闇でも見えやすいようにオレンジ色と、担う役割に合わせて色分けされひと目でどの隊なのかがわかるようにしています。

いつ休憩しているの?
いつ起こるともわからない緊急事態に備え、消防士の勤務時間は24時間体制です。
隊員たちは、1日を通して救助資器材の点検や訓練を繰り返していますが、特に休憩時間は設けられておらず、勤務の合間をぬって食事をとります。

食事の際は上着を脱ぎますが、食事中に出動要請がかかることもあります。そのため、上着のネームが入った箇所を上にして綺麗にたたみ、すぐに着用できる位置に置いています。

消防士は、勤務中1秒たりとも気を抜くことはなく、24時間万全の体制を整えているのです。
指令から出動まで1分⁉
火災が発生した場合、まず本部からの指令が消防署内に流れます。そして、消火を担当するポンプ隊は全身に装備を付け、消防車に乗り込み出動します。
指令が出てから出動するまでの所要時間は、わずか約1分。

隊員たちは、少しでも早く現場へ到着するために、日々出動訓練を重ねているのです。
知られざる舞台裏の物語
BACKSTAGE(バックステージ)
(CBCテレビ:日曜よる11時30分~)
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