「夜の街で働く人たちが戦う格闘技大会」。
まるで漫画やゲームの世界の話かと思ってしまいそうですが…なんと現実にそんな格闘技大会が存在しています。その名も『宴』!果たしてどんな戦いが繰り広げられているのでしょう?
格闘技大会『宴』
『宴』が行われているのは、主に新宿・歌舞伎町。
2010年から始まり、今では立ち見のお客さんが出るほどの人気イベントです。

戦っている選手は、ホストや夜のお店で働くボーイさんなどさまざま。試合は本物の格闘技大会さながらの階級別になっており、中には無差別級も。
大会には名物選手もいるほか、ホストだけではなくキャバ嬢同士の戦いもあるそうです。

女性同士ならではの際どいシーンも人気のひとつ。
それにしても、夜の世界で働く方々にとって“顔は商売道具”でもあるはず…大事な顔を殴り合うような格闘技の試合になぜ出場するのでしょうか?
『宴』で勝つことで人気に⁉
その答えを知るために、歌舞伎町のホストクラブ『PRINCE本店』の人気ホスト雷神 瑠唯(らいじん るい)さんを訪ねました。

かつては無名のホストでしたが、試合に出て勝ちを重ねるごとに人気が上がり、今では最高月収1000万円以上を叩き出すほどの売れっ子ホストになったそうです。

宴に出場して勝つことは、自分自身の人気や知名度のアップにもつながるのですね。
不安や悩みも“夜のお仕事”ならでは
しかし、宴は格闘技大会。
出場にあたって、不安を感じる選手も少なからずいます。たとえば、二重に整形をした目が殴られることで一重に戻ってしまうことや…

試合前でもお客さんに入れてもらったお酒を飲み干すなど、悩みも“夜のお仕事“ならでは!

閉店後、千鳥足で深夜も稼働しているジムへ。
こうした不安を抱えたとしても、選手にとって宴で勝つことには意味があるのですね。
歌舞伎町で行われる格闘技大会『宴』。
そこには、夜のお仕事をする方々が“歌舞伎町ドリーム”を掴もうとする姿がありました!
深夜ならではのディープな話題を
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