寝ても疲れが取れない?それはスマホが原因の「隠れ睡眠呼吸障害」かも

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スマホやPCの長時間使用が引き金となる、「隠れ睡眠呼吸障害」を知っていますか?

自分では気付きにくい症状ですが、「寝ても疲れが取れない」という人は要注意かもしれません。そこで、症状や簡単セルフチェック方法、改善ストレッチをご紹介します!

「隠れ睡眠呼吸障害」ってどんな症状?

隠れ睡眠呼吸障害とは、睡眠時の呼吸が浅くなってしまう状態のこと。
その原因は、呼吸をするのに必要な「首の前の筋肉」が硬くなり、深い呼吸ができなくなるためです。

スマホやPCを長時間使うときは、この筋肉を動かさない姿勢が続きます。そうすると、だんだん血流が滞り、筋肉が栄養不足になって凝り固まってしまうことに。

長時間のスマホ・PC利用は血流が滞り、筋肉が栄養不足になって凝り固まってしまう長時間のスマホ・PC利用は血流が滞り、筋肉が栄養不足になって凝り固まってしまう

そしてこの筋肉は、呼吸のときに肋骨を広げる役割があるため、凝り固まると呼吸がしにくくなります。

凝り固まると肋骨が開かず呼吸がしにくくなる凝り固まると肋骨が開かず呼吸がしにくくなる

それによって本来は呼吸に使わなくてよい背中・お腹周りなどの筋肉が、寝ている間にも使われることになり、いくら寝ても疲れが取れないようになります。

また、「隠れ睡眠呼吸障害」が進行すると、起きているときに影響が出てしまうことも。
普段から呼吸が浅くなると、血中酸素が不足して頭痛やめまいを自覚しやすくなったり、心臓に負担がかかって心筋梗塞のリスクが高まったりするケースがあります。

「隠れ睡眠呼吸障害」が進行すると、起きているときにも影響が出る「隠れ睡眠呼吸障害」が進行すると、起きているときにも影響が出る

 

気になる方は、簡単セルフチェック

「隠れ睡眠呼吸障害」をチェックするには、簡単な「首回しテスト」を行います。

まず座椅子に、お尻と腰が90度になるようにしっかりと腰かけたら、首を左右と上へ回します。
その角度から首の前の筋肉が硬くなっているかどうかが分かり、「隠れ睡眠呼吸障害」の危険性もチェックできます。

左右のチェック

首が左右それぞれ60度回ればOKです。
目安として、あごが鎖骨の真上まで来れば問題ありません。

左右へはそれぞれ60度回ればOK左右へはそれぞれ60度回ればOK

 

上方向のチェック

上方向へは「顔が真上を向くぐらい」まで首が回れば、「隠れ睡眠呼吸障害」の可能性は低いといえます。

「顔が真上を向くぐらい」まで首が回れば、「隠れ睡眠呼吸障害」の可能性は低い「顔が真上を向くぐらい」まで首が回れば、「隠れ睡眠呼吸障害」の可能性は低い

首を左右と上に向ける筋肉は連動しているので、左・右・上どれかひとつでも回りにくい方向があれば注意しましょう。

「首がまんストレッチ」で改善しよう

セルフチェックで回りにくい方向があった人は、「首がまんストレッチ」で首の前の筋肉をほぐしましょう。

※1 あまり力を入れず、無理のない範囲で行ってください。
※2 首に強い痛みを感じる場合はすぐに中止してください。

左右方向のストレッチ

首は右を向くようにしつつ、右手でそれを阻止するようにしっかりと頬のあたりを抑えます。この状態を10秒ほどキープ。左も同様に行います。

首は右を向こうとし、右手ではそれを阻止するようにしっかりと頬のあたりを抑える首は右を向こうとし、右手ではそれを阻止するようにしっかりと頬のあたりを抑える

 

上方向のストレッチ

頭の後ろで組んだ手を、首の真ん中あたりへ当て、あごを突き出すようにして上を向きます。

頭の後ろで組んだ手を首の真ん中あたりへ当て、あごを突き出すようにして上を向く頭の後ろで組んだ手を首の真ん中あたりへ当て、あごを突き出すようにして上を向く

このとき、後ろで組んだ手を頭でつぶすような感覚で行うのがコツ。左右のストレッチ同様、10秒ほどキープしてください。

1日1回でOK!

左右・上それぞれ1日1回ずつ、1か月ほど続けるのがポイント。
凝り固まった首の前の筋肉がほぐれて、呼吸がしやすくなる効果が期待できますよ。

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