「金色の鍋」と「銀色の鍋」の“差”を知っていますか?

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どのご家庭にもある「お鍋」。あまり気にしたことはないかもしれませんが、大きく分けて「金色」と「銀色」の2種類があります。
これらはどちらもアルミ製なのですが、なぜ2種類の色があるのかご存じですか?実は色だけではなく、特徴にも差があるのでご紹介いたします!

2つの鍋の大きな違いは「厚さ」

同じメーカーが作った2種類の鍋底を比べると、金色の鍋の方が0.3mm薄くなっています。

金色の鍋の方が銀色の鍋よりも0.3mm薄くなっている鍋底金色の鍋の方が銀色の鍋よりも0.3mm薄くなっている鍋底

アルミの鍋は強度が低いため、製造する際に「液体に浸して表面に保護膜を作る」という工程が必要です。
このとき、金色の鍋に使う液体が「シュウ酸」。銀色の鍋に使う液体は「硫酸」です。

金色の鍋には「シュウ酸」の液体を、銀色の鍋には「硫酸」の液体を使用金色の鍋には「シュウ酸」の液体を、銀色の鍋には「硫酸」の液体を使用

「シュウ酸」を使った場合、強い保護膜を作れるので、そのぶん鍋自体を薄くすることが可能となります。
つまり、金色の鍋が銀色の鍋より薄い理由は、強い保護膜によって強度を確保できるためなのです。

ちなみに、鍋の色の違いも液体のはたらきによるもの。
鍋を「シュウ酸」に40分ほど浸すと、この通り金色に変化します。

「シュウ酸」の液体に浸すと鍋は金色に、「硫酸」の液体に浸すと銀色に仕上がりに「シュウ酸」の液体に浸すと鍋は金色に、「硫酸」の液体に浸すと銀色に仕上がりに

 

色だけでなく、熱した時にも違いが!

金色の鍋は「熱しやすく冷めやすい」点が特徴。

「熱しやすく冷めやすい」点が特徴の金色の鍋「熱しやすく冷めやすい」点が特徴の金色の鍋

同じ大きさの銀色の鍋と比べると1分ほど早くお湯が沸くというデータも得られており、スムーズに調理を進めたいときにおすすめ。
手早くお湯を沸かすことができ、パスタやおそばなど麺類をゆでるとき便利です。

一方、銀色の鍋は「熱しにくく冷めにくい」のが特徴で、保温性に優れています。

保温性に優れている銀色の鍋保温性に優れている銀色の鍋

そのため、カレーやお味噌汁などの温かさをキープするのにぴったりです。

金色の鍋と銀色の鍋。あなたのお家にはどちらの鍋がありましたか?
どちらかが秀でている、という話ではありませんので、料理をする際の参考にしてみてくださいね!

ちょっと気になる“差”を徹底調査
この差って何ですか?
(TBS系列火曜よる7時~)

 

▪️次回(7/9)の放送は、石原さとみが登場!