自然豊かなエリアで採れるイメージが強いハチミツですが、ビルが立ち並ぶ大都会、東京・銀座で採れるハチミツがあることをご存じですか?今回は、超高級品である「銀座のはちみつ」をご紹介します。
希少ゆえの高級さ「銀座のはちみつ」
「銀座のはちみつ」は、たった36gで1,728円。それでもギフトとして人気だそう。

銀座にある世界10か国以上から厳選したハチミツを80種類以上そろえるセレクトショップ「ハチミツ専門店ラベイユ」においても、最も高級なハチミツです。

高級な理由は、銀座にある養蜂場で採れる希少価値の高い商品であるため。しかしビルが立ち並ぶ銀座の、いったいどこに養蜂場はあるのでしょうか?
銀座のどこに養蜂場が?
「銀座のはちみつ」の養蜂場があるのは、銀座の一等地に建てられた紙パルプ会館の屋上。養蜂場に蜜を集めてくる蜂は、なんと約15万匹もいます。

東京の真ん中にある銀座ですが、実は花の環境はとっても豊かなエリア。
蜂が飛行する半径3km以内に、皇居、浜離宮、日比谷公園があります。さらに、銀座の街には、農薬が散布されていない街路樹も並び、ミツバチには嬉しい環境です。

銀座周辺の花々から蜜を吸ったミツバチたちは巣箱に戻り、木枠のなかに甘い蜜を蓄えていきます。

昨年1年間で銀座のミツバチたちが集めた蜂蜜は、なんと約1.4トンにもなるとか。
季節で味が変化
「銀座のはちみつ」のもう一つの特徴が、季節によって風味が変化すること。一般的に販売されているハチミツは、アカシアなど特定の花から蜜を採っているので、基本的には同じ味です。

しかし「銀座のはちみつ」は、4月は皇居に咲くソメイヨシノの桜、5月は銀座の有名な街路樹マロニエと、異なる蜜源を持つため、季節によって異なる味と香りを楽しむことができます。

風味高くコクがあるけどスッキリした味わいの「銀座のはちみつ」は、銀座資生堂パーラーのシェフも絶賛。フレンチトーストにもぴったりです。

銀座文明堂松屋銀座店では「銀座の蜂蜜カステラ」として限定販売しています。

この銀座のハチミツは、もともとは養蜂場を設置したビルの管理責任者だった方が、「何か銀座のためになることを」と始めたプロジェクト。現在では銀座で働く200名ほどの方が参加して、養蜂の手伝いをしているそうです。
スポット名:ハチミツ専門店 ラベイユ
住所:中央区銀座3-6-1
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