目の錯覚によって楽しむトリックアート。
「立体に見える絵画」や「見る角度によってまったく違った印象になる作品」など、さまざまなものがありますよね。そんなトリックアートがどうやって作られているか知っていますか?
トリックアートの聖地のような場所
訪れたのは、トリックアート美術館「那須とりっくあーとぴあ」。

ここには、バチカン市国の世界遺産「システィーナ礼拝堂」を5分の3スケールに縮小して描いたトリックアートがあります。

「システィーナ礼拝堂」の壁画はルネサンスを代表する芸術家によって描かれており、曲面でも様々な角度から見られる技法が使われていることから、現代のトリックアートの参考になっているそう。
このような作品たちは、一体どのように作られているのでしょうか?
トリックアートのアトリエ!
じつは「那須とりっくあーとぴあ」は、日本で唯一アトリエを持つトリックアート美術館。このアトリエで制作アーティストの手によって作品が作られています。

制作現場に入ってトリックアートの制作工程を間近で見ることも可能です。

制作アーティスト曰く、「先にイメージ画を作り、それを大きく引き伸ばす感じで考えてトリックアートを生み出している」とのこと。

そしてなんと、全国のトリックアート作品のほとんどがここで作られているそう!まだ世に出ていない未来の名作に出会えるかもしれませんね。
さまざまなトリックアートが楽しめる
「那須とりっくあーとぴあ」には、「ミケランジェロ館」「トリックアート迷宮?館」「トリックアートの館」と合計3つの建物があり、それぞれタイプの違うトリックアートを楽しむことができます。

そして、館内ではトリックアートTシャツが販売されていますので、おみやげにもオススメですよ。

スポット名:那須とりっくあーとぴあ
住所:栃木県那須郡那須町高久甲5760
王様のブランチ
(TBS系列土曜9時30分~14時)