甘いミカンは「箱」で選べる!等級のちょっと意外な“差”

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あなたはミカンを買うとき、何を基準に選んでいますか?好みもありますが、せっかく買うなら甘くておいしいミカンを選びたいですよね。
実の大きさや色で味の違いがわからない場合、甘いミカンを見分けるコツは「箱を見ること」! 今回は、ミカンの箱で注目するべきポイントや、ミカンの甘さに関する豆知識をお教えします。

ミカンは「等級」を確認して選ぶのがポイント

ミカンを買うときには、まず箱の側面を見てみましょう。ミカンの箱に「等級」という欄があり、そこへ「優」や「秀」などの文字が書いてあることがあります。

ミカンの箱にある「等級」という欄ミカンの箱にある「等級」という欄

これは、ミカンの甘さのランクを示す文字。
多くのミカンは甘さに応じて「優」や「秀」などのランク(等級)に分けられ、ランクごとに別の箱で出荷されています。

「優」よりも「秀」の方が甘い!

等級が「優」のミカンと「秀」のミカンでは、「秀」のミカンの方が甘いミカンであることを表します。

等級が「優」のミカンと「秀」のミカンでは「秀」のミカンの方が甘い等級が「優」のミカンと「秀」のミカンでは「秀」のミカンの方が甘い

よく知られている“優秀”という言葉では、「優」の方が上にきている点からも誤解されがちですが、一般的には「優」よりも「秀」の方が上のグレードを示す文字です。

「優」と「秀」はかつて学校の成績表に使われていたこともあり、評価としてはやはり「優(優れている)」よりも「秀(秀でている)」の方が上でした。

ミカンの箱を確認して等級が「優」と「秀」のものがあった場合、「秀」の方を選ぶとより甘いミカンが食べられるということを覚えておきましょう。

ミカンの甘さはどうやって判別しているの?

ところで、見た目から甘さを判別することが難しいミカンをどうやって「優」や「秀」の等級に分けているのでしょうか?

方法のひとつとして、赤外線を使ってミカンの甘さ(糖度)を測定する検査が行われています。
「糖分に当たると吸収される」という赤外線の性質を利用した方法で、ミカン1つずつに赤外線レーザーを当て、通過する赤外線の量によってミカンの糖度を測定します。

通過する赤外線の量によってミカンの糖度を測定通過する赤外線の量によってミカンの糖度を測定

糖度の高いミカンは糖分を多く含んでいるため、赤外線レーザーの大部分はミカンの糖分に吸収されてしまってほとんど通過しません。
一方、糖度の低いミカンは糖分も少なく、赤外線はあまり吸収されずにたくさん通過することになります。

赤外線の通過する量が少ないミカンほど甘い赤外線の通過する量が少ないミカンほど甘い

測定時に赤外線の通過する量が少ないミカンほど甘く、等級も「秀」と判別されやすいことがわかりますね。

甘いミカンを選びたいときは、ミカンそのものではなく「箱」を確認しましょう、というお話でした。
等級が「秀」の方が「優」よりも甘いというのはちょっと意外な事実ですね。
こういった等級は、トマトやいちごなどにも採用されていることがあるため、好みの味を探すときの参考にしてみては?

ちょっと気になる“差”を徹底調査
この差って何ですか?
(TBS系列火曜よる7時~)

 

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