県外不出⁉ 即完売する「幻のイチゴ」を見つけてしまった

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イチゴ生産量日本一の栃木県には、県外には出回らない上に、入荷しても即売り切れる「幻のイチゴ」がありました!その生産量は県内で0.2%だけであるものの、道の駅では抜群の人気。まるでお姫様のようと言われるそのイチゴの秘密を明らかにします!

お姫様はとてもナイーブ。柔らかすぎて輸送できない!

幻のイチゴの名前は「とちひめ」。
道の駅に入荷しても即完売し、県外には流通しないという、まさに「幻」のイチゴです。

幻のイチゴ「とちひめ」幻のイチゴ「とちひめ」

「とちひめ」は、水分量が多くて果肉がかなり柔らかいのが特徴。手に持つだけで手が赤くなるほど柔らかく、柔らかすぎるがために車の振動に弱くて輸送に適しません。

またイチゴ大国の栃木で、わずか0.2%しか生産されていないという希少なイチゴなので、一般には流通していないそう。

栃木県内でわずか0.2%しか生産されていない希少なイチゴ栃木県内でわずか0.2%しか生産されていない希少なイチゴ

さらに、幻の「とちひめ」は2パックで1,950円と、お値段はとちおとめの約2倍!それでも「甘みが他のイチゴよりも強くて柔らかい」と超人気で、生産者が持ち込む道の駅で次々と売れていきます。お姫様恐るべし。

お姫様はとっても手がかかる。でも想いは通じる?!

とちひめが幻である理由はもうひとつ。
実はとちひめは果実だけでなく、植えた苗の半分以上が枯れてしまうほどデリケートな品種です。

もろくて手間のかかる「とちひめ」生産ですが、少ない生産者のなかで特に美味しいと絶賛される方がいました。野口さんです。
野口さんの「とちひめ」の美味しさは、高級温泉旅館で知られる『星野リゾート』も採用するほど。

星野リゾートからもご指名されている「とりひめ」星野リゾートからもご指名されている「とりひめ」

野口さんは「甘いイチゴをどうしても食べてほしい」という一心で試行錯誤を重ねた結果、糖度15度にも及ぶほどの完熟とちひめを作れるようになったそう!一般的なイチゴの糖度は約9度なので、オドロキの甘さです。

糖度は15度にも及ぶほどの驚きの甘さ糖度は15度にも及ぶほどの驚きの甘さ

野口さんが初めて植えた苗はほとんどが枯れてしまったのですが、化学肥料を使うのをやめて、肥料をアミノ酸に変え、昆布、貝殻、おからなど様々なものを試した結果…

「魚粉」に含まれるカルシウムやアミノ酸が発育を良くすると判明!魚粉を土に混ぜることで苗が強くなり、超完熟の状態で販売することに成功しました。お姫様の好みを発見した野口さん、手間を惜しまない真摯さが幻のイチゴを生んでいるのですね。

超完熟の状態で販売することに成功超完熟の状態で販売することに成功

お姫様のようにもろくて手のかかる「とちひめ」。流通が発達してもなお、県外に出ることのない幻のイチゴは、足を運んででも食べたいプレミアムなイチゴでした!

お金のことが学べる!
坂上&指原のつぶれない店
(TBS系列:日曜よる7時~)