奥が深い「塩」の世界

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「食塩」と「食卓塩」はどこが違うのか知っていますか?毎日、口にしているはずなのに知らないことだらけの「塩」。世の中には変わった塩や超高級な塩があり、塩が作った絶景も存在します!そんな奥深い【塩の世界】を、少しだけのぞいてみましょう。【Catari過去記事まとめ】

「食塩」と「食卓塩」の違いは“産地”!

隣同士に並べられていることも多い食塩と食卓塩。
袋詰めか瓶詰めかで、違いはなさそうに見えますが…。

塩の差塩の差

 
違いの答えは、パッケージの裏面にあります。

それぞれ裏面を見てみると、食塩は“日本の”海水。食卓塩は“海外の”海水がもとになっていることが分かります。

食塩食塩
食卓塩食卓塩

食卓塩はどのようにして生まれたのでしょうか。その背景は、明治時代まで遡ります。

当時、西洋化が進む中で「テーブルに塩を置いて料理に味付けをする」という文化が流入してきました。
しかし、料理にふりかけやすい“さらさら”とした塩を日本で作るには、湿度が高いなどの理由でコストと時間がかかってしまいました。そこで海外から安い塩を輸入し、販売したことが始まりだそうです。

ちなみに、「食卓塩」という名は、卓上で使うことをアピールするためにつけられたんですって。

もと記事はこちら→何が違うの?見た目がそっくりで名前が違う食材の差を解説!

 

年に数日しか見ることのできない塩鏡の平原

「北米のウユニ」とも言われる、ユタ州ソルトレイク付近のボンネビル塩原。

ボンビネル塩原ボンビネル塩原

元は広大な淡水湖だったものが地表の塩分を含んで水分が蒸発し、塩分濃度が濃くなることで塩の湖となり、その中で一番乾燥した場所がこのような塩の平原となるのです。

あの有名なウユニ塩湖と同じように水面が鏡のようになるのは5月か6月ごろ。雨が降った後の数日間だけで、しかも風のない日にこのような素敵な景色が見られるということです。とても貴重な景色です!

もと記事はこちら→驚愕!鏡のような絶景で世界一を争う競技があった!

 

元サーフショップ経営の「塩」職人

巷で大評判の塩、「塩二郎」を作っている“田野屋塩二郎”さんという職人さん。元は東京・広尾でサーフショップを経営していましたが、10年ほど前に思い立って塩作りを始めたという異色の経歴の持ち主です。

塩二郎さんが作っているのは「完全天日塩」。一般的な塩は海水を煮詰めて短時間で作りますが、完全天日塩は火を一切使わず太陽の熱だけでじっくり結晶化させるという製法。

天日塩天日塩

完成までには4カ月を要するうえ、「海水をひたすら手で混ぜながら少しずつ蒸発させる」という手間もかかるため、完全天日塩の職人さんは世界でも10人以下だといいます。「塩二郎」に高値が付き、すぐに売り切れるのも納得ですね。

もと記事はこちら→1kgで100万円の「オーダーメイド塩」⁉ 世界で10人以下、塩職人の技術がスゴい

 

変わり種のお塩も

「マグマ塩」は、硫黄をたくさん含んだ岩塩。温泉卵の風味がするという変わったお塩です。お塩だけで温泉卵の味が味わえるなんて、驚きですね!

マグマ塩マグマ塩

味だけではなく、商品名がとても長いという点で「変わっている」お塩も。
「塩屋(まーすやー)麻布十番店」で最も商品名が長いお塩は、「太陽と風がつくる豊島の海を丸ごととじ込めた塩」!

こちらは火入れをせずに太陽と風の力で時間をかけて作られたお塩ということで、商品名にそのこだわりが余すところなく表現されていますね。

▪️店名:塩屋(まーすやー)麻布十番店
▪️住所:港区麻布十番1-7-3 藤原ビル1F

もと記事はこちら→世界中の塩が集まる「塩専門店」!いつもの料理が塩でランクアップ♡

 

持ち運びできる調味料BOX、その名も「スパイスケース」

スパイスケーススパイスケース

 
塩の含有量が少ないスパイスが入ったスパイスケース!外出先でもスパイスが手軽に使えるように持ち運びできるケースが売られています。
こちらのスパイスケースでは、なんと12種類のスパイスを持ち運べるんです。

粉ものスパイスだけではなくお酢やマスタードなど、液体やペースト状のスパイスも持ち運ぶことができます。これらのスパイスの刺激で普段のお食事を減塩しながら、おいしく食べることができるんです。

もと記事はこちら→減塩メニューに嬉しい味方。スパイスを駆使して楽しくおいしく減塩!

 

知れば知るほど奥深い、塩の世界。どの雑学に一番興味を持ちましたか?