2015年に日本が承認した最新国家をご存知ですか?
それは、人口約1500人の常夏の島「ニウエ」。
南太平洋に浮かぶ小さな島である「ニウエ」の周囲はおよそ60キロ。車を使えば1時間ほどで回れてしまいます。
そんな「ニウエ」には、日本では考えられない独自の驚きルールが満載!知られざるニウエの魅力をご紹介します。
自由すぎ!ニワトリ捕り放題
ニウエには野生のニワトリがたくさん歩いています!

なんとこのニワトリたち、自由に捕まえて良いうえ、そのまま食用にしてもOK。ニワトリを捕り放題なんて、自由すぎます!
刑務所に入っても…出られる!?
小さな島であるニウエにも、刑務所はあります。

その周りには塀がないのですが、
警察官の方曰く、「逃げるところがないから、塀は必要ない」とのこと。
そもそも凶悪な犯罪はほとんどなく、めったに使われることはないそう。
しかし、ここでも独自の驚きルールが…。

なんと、刑務所に入っていても昼間は仕事に行くことができるのです!
人口約1500人のニウエでは労働力が常に足りないそうで、必要に応じて出勤することが許されているのだとか。
出勤の時間になれば、刑務所に入っていても外出OKだなんて、日本では信じられませんね。
子どもの成長の認め方もニウエならでは
ニウエでは男の子は髪を伸ばし続けます。そして5歳を過ぎると親族一同が集まり、断髪式を行います。

髪を切って初めて、一人前の“男性”として認められるそうです。

また、ニウエには、他にも“大人として認められる証”があります。
それは、車の運転!
バスなどの公共交通機関がなく、車の移動が基本のニウエでは、14歳になると運転が法的に認められます。

免許の取り方もユニークです。
島に教習所はなく、免許を持っている親が運転技術を教えるんだとか!そのうえで警察官立ち合いの試験をパスすれば、免許証をゲットできるそうです。
まだ日本ではほとんど知られていない島国ですが、美しい海や自然が魅力的なニウエ。日本からはおよそ8000キロのところにあり、直行便はないため、ニュージーランドのオークランドから定期便で向かいます。機会があれば、ぜひ一度訪れてみたいですね!
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