埼玉県所沢市に、「とある昭和グルメ」を出すカフェがあります。なんでも日本唯一の専門店らしく、大人気とのこと。
その料理は、かつて昭和の食卓ではよく見かけたものだそうですが…どんな料理を出しているのでしょう?
出てきたのは…オムライス?
大賑わいの店内で、あるお客さんが「自分じゃ作れない味」と大絶賛しながら食べていたのはオムライス。

たしかにおいしそうですが、一見すると普通のオムライスにも見えます。
この料理のどこに「とある昭和グルメ」が隠されているのでしょうか?
正体は、給食でも食べていたアレだった
その答えは厨房にありました。調理に使われていたのは

たくさんの「うずらの卵」!
実は、このお店の名前は「うずら屋」。日本唯一のうずら料理専門店です。

鶏の卵より栄養価の高いうずらの卵は昭和の食卓の定番でしたが、うずらの飼育には手間がかかるため生産農家が激減。今ではあまり見かけない存在になってしまいました。
そんなうずらの卵が食べられるとあって、「うずら屋」は大盛況!

「フランスうずらの贅沢オムライス」や、カルボナーラ風のパスタ「うずらナ~ラ」のほか、

うずらの卵を3個使った「極上フランスうずらのまったり大人プディング」などが評判です。

しかし、いくら人気店であっても、カフェ1軒だけで年商2億8,000万円を稼ぐのは難しいのでは?「うずら屋」にはまだ何か秘密が隠されているようです!
シェフたちも大絶賛の最高級食材?
箱を片手に「うずら屋」の社長が向かった先は、取引先であるというスタイリッシュなイタリアンレストラン。
シェフに渡した箱の中から現れたのは…「うずらのお肉」!

実は「うずら屋」では、うずらの卵だけでなくお肉も卸しています。しかも、扱っているのは「シャントゥ・カイユ」というフランスでは最高級のうずら肉。普通のうずらの3倍もする1羽1,000円というお値段です。

「うずら屋」は、シャントゥ・カイユの飼育に国内で初めて成功。“1日1時間半モーツァルトの音楽を聴かせる”という独特の方法で飼育するうずらは、やわらかくて旨味たっぷりに育ちます。

味が良いだけでなく、安さと鮮度の良さも抜群の「うずら屋」のシャントゥ・カイユは、シェフたちの間で評判になり、多くの高級レストランが取引先となりました。

「うずら屋」が年商2億8,000万円も稼いでいる理由は、うずら料理専門レストランが好評であることに加え、最高級のうずら肉をたくさんの高級レストランへ卸していたところにあったのですね!
- 店名:うずら屋(公式HP)
- 住所:埼玉県所沢市宮本町2-5-8
お金のことが学べる!
坂上&指原のつぶれない店
(TBS系列:日曜よる7時~)
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