急成長中のうなぎ店「宇奈とと」、安くて美味しいうなぎを提供できるのはなぜ?

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お店で安くて美味しいうなぎが食べられるワケ

「備長炭火焼き 宇奈とと」は、炭火焼きのうなぎが安く食べられるお店。一番人気の「うな丼 ダブル」は、1100円と驚きの価格です。

宇奈とと一番人気の「うな丼 ダブル」宇奈とと一番人気の「うな丼 ダブル」

メニューは、安い・早い・うまいの3拍子が揃ったものばかりですが、それが実現できるのには工夫があります。

まず価格に関しては、中国産の鰻を年間210トンほど大量に仕入れることで、コストをぐっと下げているそう。

うなぎは大量に仕入れることで、コストをぐっと下げているうなぎは大量に仕入れることで、コストをぐっと下げている

手間がかかる下ごしらえは工場でまとめて行っているため、お店の手間が減り、人件費のコストダウンにつながっているといいます。

また、お店で調理をする際には、宇奈ととオリジナルの網焼き器を使用。それによって、味の決め手となる本焼きを簡単に行うことができ、美味しい仕上がりにすることが可能です。

お店で調理をする際には、宇奈ととオリジナルの網焼き器を使うお店で調理をする際には、宇奈ととオリジナルの網焼き器を使う

ちなみに厨房は、うなぎを焼く人がスムーズに盛り付けなどをできるような設計になっているため、忙しい昼時でも、キッチンとホールを合わせて3人ほどいれば対応できるそうです。

焼き鳥屋さんとコラボでさらにがっちり

こうした工夫から、安い・早い・うまいの3拍子を実現している「備長炭火焼き 宇奈とと」ですが、「炭火やきとり オオギヤ」とコラボをすることで、100店舗超えを達成しています。

「炭火やきとり オオギヤ」とコラボをすることで、100店舗超えを達成「炭火やきとり オオギヤ」とコラボをすることで、100店舗超えを達成

実は、焼き鳥屋さんとうなぎ屋さんは相性バツグン。双方に共通する点として、炭火焼きの台があることから、鶏と同じ場所で鰻を焼くことが可能です。

宇奈とと側からすると、提供する鰻で稼ぐことができ、ブランドの宣伝になります。対して、オオギヤ側からすると…

オオギヤは、昼には鰻を売り、夜は焼き鳥で稼ぐことができるオオギヤは、昼には鰻を売り、夜は焼き鳥で稼ぐことができる

昼には鰻を売り、夜は焼き鳥で稼ぐことができます。実際、売上げは30%ほど上がっているとか。

いろんな人にとってWIN-WINな試みをしている「備長炭火焼き 宇奈とと」。これから、ますます身近になっていきそうなお店です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

 

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