＜飯沼愛＞現代の恋愛のカリスマを目指すも「真凛のほうがカリスマかも」！？

TBSで放送中の火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』。広瀬アリス演じる、学歴もお金もない社会人の白玉佐弥子が、謎の大学生・小笠原拓（道枝駿佑／なにわ男子）のひと言をきっかけに学び直しを決意。30歳にして大学生となり、令和の大学生たちに揉まれながら勉強に、恋に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディだ。

今回は佐弥子や拓と同じ大学に通う、沢島真凛役の飯沼愛に現場でのエピソードや共演者の印象などを聞いた。

「目指したいのは、大人数の中でも自然に振るまうことができるお芝居」

『マイ・セカンド・アオハル』より

――7月期の日曜劇場に続いて火曜ドラマに出演。テイストはまったく違いますが、演じていていかがですか？

日曜劇場『VIVANT』では、共演者の皆さんや福澤克雄監督をはじめとするスタッフさん達とのふとした会話から、役のヒントをいただくことが多かったんです。また、撮影見学もさせていただく中で、現場に慣れておくとその分お芝居がしやすくなるということを学べたんです。なので今回の現場では、より積極的に皆さんとコミュニケーションをとれたらなと思っていました。

私が演じる真凛は、建築学科に通う大学生。父がオーナーを務めるシェアハウス「サグラダファミリ家」のメンバーとのシーンなど大人数でのお芝居が多いので、自分のセリフがないときに何をすればよいか、いかに自然なお芝居ができるかというのが、今回自分の中での1つのミッションかなと。大人数の中で真凛として何が出来るかを考えながら頑張っています！

潮海大学内で

――主人公・佐弥子を演じる広瀬アリスさんの印象はいかがですか？

アリスさんは最初からとてもフランクに接してくださる、オープンで素敵な方。キャストの方々はもちろん、スタッフの方々とも仲よくお喋りされている姿が印象的です。

――真凛の父親・日向祥吾を演じる安藤政信さんの印象はいかがですか？

安藤さんは不思議でおもしろい方。休憩時間に入ったら、どこかへフラッと散歩に出かけてしまうような、アリスさん曰く天然な一面があるらしくて（笑）。安藤さんのそういった雰囲気が、自分のイメージしていたパパとすごくリンクしていたこともあり、最初からパパとの距離感をうまく掴めた気がします。

『マイ・セカンド・アオハル』より

――キャストの皆さんが「飯沼さんは“かわいい末っ子”」とおっしゃっていると聞きました。

そうなんですか!? 皆さん、本当に優しい方たちばかりなんですよ。先輩ということもあって、つい色々甘えてしまっています（笑）。そんな皆さんとのシーンは第1話のバーベキューのシーンをはじめ、“アオハル”ばかり。すごく楽しいです。

――真凛は建築学科の学生。製図や模型作成を行うシーンも多いですが、難しいですか？

撮影には建築監修の先生や建築学科に通う現役の学生さんが来てくださって、いろいろなお話を聞くことができました。実際に建築模型をつくってみたのですが、とても細かくて大変さを実感。クランクイン前に、実際に建築学科に通っている友人に話を聞いたとき「課題の締め切り前は、寝られない日が続く」と言っていたのですが、その理由がよく分かりました。

学生時代のリアル・アオハルエピソードを告白！

――TBSラジオ『飯沼愛の「明日、恋するために…」』では「現代の恋愛のカリスマ」を目指す飯沼さん。ぜひ佐弥子と真凛への恋のアドバイスをお願いします。

私はこのラジオで恋愛とは何かを勉強中なので…。佐弥子さんにアドバイスなんて、おそれ多いです（苦笑）。ただ今後、真凛の恋模様が描かれるかは分かりませんが、真凛は少なくとも私よりは「恋愛のカリスマ」な気がしています（笑）。真凛はパパの恋にもビシッと言えるくらいですから。…ぜひ私が真凛に恋について教えてもらいたいです！

大学講義風景

――飯沼さんご自身が“アオハル”だったなと感じる、学生時代のエピソードはありますか？

私は中学、高校とバスケットボール部に所属していて、ひたすら部活に打ち込んでいました。なので、部活での思い出がとても色濃く残っています。トレーニングはキツかったけれど、あそこまで1つの事に打ち込めることってなかなかないと思うので本当に良い経験でした。今でも自信を持って、“あのころはガムシャラに頑張っていた”と言い切れます。