「スフィンクス」の顔は、王様と同じだった!?世界遺産の“ピラミッド”にまつわる秘密

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体はライオン、顔は王様!?

古代エジプトの遺跡「ギザの三大ピラミッド」。その手前に建造されたのが、人間の顔とライオンの体を持つ「スフィンクス」です。

「スフィンクス」「スフィンクス」

ピラミッドの守り神とされていますが、実は顔は、スフィンクスを作ったカフラー王のものといわれています。

顔は、王様!?顔は、王様!?

スフィンクスは、カフラー王のピラミッドへ続く参道の入り口に置かれています。王のミイラは、こちらの場所を通ってピラミッドへ運ばれたと考えられています。

スフィンクスが守る、ピラミッド

およそ4500年前、“親子三代の王の墓”として建造された「ギザの三大ピラミッド」。

かつては真っ白だった!?かつては真っ白だった!?

3基のうち、もっとも大きいのが、一番右にある祖父・クフ王のピラミッドです(※南側から見た場合)

建設時の高さは146.6mほどあったそうですが、現在は約138.5mになっているといいます。

クフ王のピラミッドクフ王のピラミッド

ちなみに当時は、“化粧石”(※建造物などを覆う見た目のよい石のこと)がピラミッドの表面を覆っていたことから、ピラミッドのほぼ全体が真っ白だったそうです。

現在、化粧石はカフラー王のピラミッドの頂点付近にのみ残っています。

頂点付近にのみ残る、化粧石頂点付近にのみ残る、化粧石

そんなギザの三大ピラミッドを含む「メンフィスとその墓地遺跡」は、“4000年以上前の古代エジプトの栄華を伝えるもの”として1979年、世界遺産に登録されました。

世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡」世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡」

これからも、さまざまな真実の解明が期待されています。

TBSで毎週日曜よる6時から放送中の『世界遺産』では、このほかにも世界に登録されている文化遺産、自然遺産などの貴重な映像が見られます。

世界遺産

日曜よる6:00~

 

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