「カバヤ食品」は、お菓子よりおもちゃのほうがボリュームが大きい“おまけ付きお菓子”を日本で初めて売り始めた会社だといいます。
その性質から、全国のスーパーに置くことができるため、高い売上げを叩き出すことができるといいます。そんな同社が、小学生たちをトリコにするアイテムを2つご紹介します。
① 男子に大ウケの「ほねほねザウルス」
「ほねほねザウルス」は、小学生男子にとくに売れているというアイテム。こちらのメインターゲットは、小学1年~3年男子だそうです。

誕生のルーツには、「どっきんモンスター」という過去の商品が関係しているとのこと。そのキャラクターの中で、一番人気だったのがガイコツだったといいます。
それを受けて、小学生にとって憧れの骨をリサーチしたところ、恐竜のほねに行きついたとか。

開発者いわく「男のロマンを感じるほねにしている」とのことで、おもちゃのほねは、組み替えて自由に遊ぶことができます。

ほねのジョイント部分は、発売以来ずっと変わっていないため、過去に集めたほねを組み合わせてユニークな恐竜を作ることも可能です。
ちなみに、ほねほねザウルスが300円ほどで購入できる理由は、ほねのパーツだから。余計な塗装をする必要がないので、コスト減を実現できているそうです。
② 女子にバカ売れの「セボンスター」
発売から45年が経った今でも、年間約500万個の売上げがあるという「セボンスター」(※2023年10月放送時)。こちらは、小学1年~3年女子をメインターゲットにしています。

商品の中に入っているのは、小さなチョコレートと大きなペンダント。
ロングセラーの理由は、ペンダントの“キラキラ”を最も大事にしているから。これについて、商品の担当者は「今も昔も、女の子はプリンセスに憧れている。キラキラでかわいいものに憧れているところがある」と話します。

実際の小学生女子からも「キラキラしてて可愛い」「お姫様っぽいところ(が好き)」と好評。ペンダントは種類も多く、ド派手なデザインなこともあって、たくさんの女子を魅了しているようです。
TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。
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